幾多のパタヤブログでもトピックに採り上げられる事の多いパタヤ修行の終わり。
在住でない限り必ず迎えるのがエンド。
(実際に聞こえるとの説もあるが、)終了の笛の音を合図にジ・エンドだ!
イコール出国、出国イコール空港、空港イコール大概、バンコクだろう。

当ブログでも過去に関連記事を幾つか挙げた記憶があるので、今思い出せる範囲で挙げてみる。

前記事のパタヤ最終日についての記事はこちら

前記事パタヤからバンコク・ナナエリアのホテルへのエアポートリンクーセンセープ運河ボート利用の移動記事はこちら

近年のLCC攻勢により、日本―バンコク便の選択肢は多い。
出発時間を上手に選べば、煩雑な首都圏前泊や2000バーツ近くなるパタヤからの首都圏タクシー強行軍を避けることも可能になった。

今回の私のバンコクからの出国便は前回と同様、13:30発のタイ・ライオンエアSL258ドンムアン―デンパサール便だ。
前回の出国便と同様にまた首尾よくセール価格で購入できたのでこれにした。

(私の第2の心の祖国インドネシア発祥のLCCであるライオンエアが母体なのだが、、正直なところは? 私はエア―アジアの方のファンだ!)

過去の同便搭乗の関連記事はこちら

それで微妙な時間だったがBKK前泊せず、且つ、高額なタクシーも利用しない既存の方法を執ることにした。

(加齢とともに年々、バンコクよりパタヤで過ごすことの多くなる都市伝説にも逆らわずに身を任せた結果だ。。笑)

そんな訳だが、、順を追ってみていこう。
先ず、パタヤからバンコクへのバス移動、、主な選択肢は2つ。
これか?

お馴染みバンコク北モーチットターミナル行き公営?バス、詳細は今まで幾多のメディアに何度となくとり上げられ、出尽くしているのでここでは触れませんが。。

私企業?のこっちかだろう。。

同じパタヤ北バスターミナルから発着するベルトラベルサービスが運航するスワンナプーム空港行バス。この他、バンコクの滞在ホテルまでの送迎も請け負うサービスも提供している。どちらもパタヤの宿泊ホテルピックアップが可能

パタヤースワンナプーム空港間のバスとパタヤーバンコク間のホテル送迎サービスのタイムスケジュール。両サイドの各ホテルへはバンに乗り換えての送迎になる。

各ホテルまでの送迎はこのバンで行われる。概ね、本線のバス出発時刻の30分ほど前に自身の宿泊先ホテルで待機を命じられる。

それで移動日の数日前に、計画立案の為にパタヤ北バスターミナルを訪れてみて驚きの光景が。。

近年、急速に増加中のインド人観光客を中心に、オフシーズンの平日にも関わらず、かなり発券ブースが混雑している

移動日は、バンコク都心の渋滞地獄が多少緩いはずの日曜日を選んでいるが、逆にパタヤ―バンコク間の週末の人々の往来がある筈。。
マズイ、予約なしで空いてるバスに乗れば良いとタカをくくっていたが。。

このように空いていれば良いのだが、、満員で叶わずに次便に振り分けられる事も多い。その様な事が重なり、簡単に悲劇につながるのが東南アジアだ。

出国当日にあぶれるようなことがあれば致命的で損失は小さくない。
ちゃんと、予約オーガナイズしておいた方がよかろうと結論に至る。
以前にも触れたが、サードワールド・リビングで重要な下準備と確認。。
煩雑と感じることも多々あるが、、やっていて良かったと後で思うのがこのような時だ。

その場でベルバス利用に計画変更で、時間的な選択肢がこれ。
良い点はパタヤホテルからパタヤ北バスターミナルまでの移動を考えなくてよい点。
悪い点は午後一時半ドンムアン発の便搭乗の場合、、パタヤ発午前9時では不安が付きまとうので、朝6時の始発利用が唯一の選択肢の点だ。
早いな! 朝5時半には迎えに来る。。一体、何時に起床すればいいんだ?

そして当日、早めにホテルロビーで待機をしていたところ、約束の早朝5時半より早く送迎バンが到着。絶えず意表を突くのも東南アジアだ。そして早朝のパタヤ市内を巡回中、目撃した営業中の野外ムーカタ屋が満員御礼で賑わっていたのを目にする。
朝の5時半に焼き肉と海鮮BBQかよ!どーなってんだ彼らのダイエット?眠らない、罪深い街パタヤの面目躍如だ。 画像は無事、ベルバス事務所に到着したシーン。修行の終わりを迎えた者同士、言葉少なげで皆、黙考している。(ただ、眠いだけかもしれないが。。)

灯りが煌々とする事務所の中に入ると。。見慣れない真新しい機械が2台鎮座している。。

各種決済手段に対応するチケットの自販機。ベルトラベルサービスは常に新しいサービスを追求している。アップデートや変更も多いのでHPなどで良く確認しておこう。

ベルトラベルサービスのHPはこちら

サービス内容は拡充して来てはいるが、、結局、主なものはこれらだ。

パタヤホテルースワンナプーム空港間が300バーツ、パタヤ―バンコク間のホテル送迎が400バーツだ。また値上がりしている。。

そして、こっちはAOTタイ空港公社が運営するスワンナプームードンムアン空港間の無料シャトルバスの運航スケジュール。

当日発の航空券を所持し、提示することで無料利用が出来る嬉しいサービス。所要時間は通常1時間をみる。公営なので多少安心感を感じる私だが、それは気休めかもしれない

始発だけありバスの乗客は少なく、約10名程でほぼ定刻の午前6時に出発する。
感傷に浸る間もなく、直ぐに眠りに落ち。。
気が付くと陽光眩しい、朝の爽やかなスワンナプーム空港に到着していた。
所要時間は2時間かからず。。
出発便まで6時間あり残存時間は充分なので、トイレ・コーヒー休憩を済ませ、到着階?3番出口至近に有る空港シャトル便乗り場へ移動。
程なく搭乗し出発、再度車上に。日曜日だけあり朝の都心の渋滞はなく作戦は成功。
車窓からバンコク中心部の街並みを望みながら順調に通過する。約45分程でドンムアン空港に到着、時刻は9時過ぎ。
パタヤからは3時間余りの所要時間で悪くない。。
だが普通はこうは上手くいかない。

スワンナプーム空港に比べ、手狭なドンムアン空港。一時期より訪タイする中国人観光客は減ったとは言え、依然として彼らでごった返している。搭乗便出発まで4時間あるが。あまり油断するのは禁物だ

先日、KLでの乗り継ぎ時の出来事で、一つ想うことがあった。
エア・アジアのボーディングパス自動発券機、便利だが多少ややこしい。
これで躓く人も結構多い。
私はこの時3時間の乗り継ぎ時間を設定し、慌てることなく行列の流れに身を任せていた。
パスポートを手に持っていたのだが、急に後ろから日本語で話しかけられた。
振り向くと大汗をかき、手にハンカチを握りしめた見るからに焦っている中年単独男性が。。
一瞬具合が悪いのかと思いきや、しきりに時計を見ている。。
ははー、時間切迫搭乗客だとピンと来た。
話を訊くと、ウェブチェックインに手間取り時間が無くなってしまったと。
それでもこの御仁、冷汗をかきながら律儀に行列に並んでいる。

KL乗り継ぎの場合、セキュリティーチェックの関門が幾つも設定されていて、、この先は搭乗ゲートまでまだ長い。。
私になんか事情を説明していないで、、係員に言ってドンドン入れて貰わなくては駄目だと言っておいた。
ボーディングパスが発券され預け入れ荷物が彼らの手に渡った時点では、よっぽどでなければ置いて行かれない。

(それでもリミットまでに現れなければ、結局、荷を降機させて行ってしまう筈だが。。)

控えめで奥ゆかしい日本のサラリーマンらしき風体の御仁だったが、、これでは海外では失敗してしまう。。
もっと、能動的に動くべきだと想う。。免税酒類を爆買いする中印観光客を押し分けて、免税店で好物のラムをゲットし、颯爽と歩くCA達のセクシーな後ろ姿を激写しながら出発ゲートへ。

鮮やかな黄色いユニフォームが眩しいノックエアのCA達を追いかけ。。

途中でやはりエア―アジアの真っ赤な方に目移りしながら。。

 

該当する25,26番ゲートへ到着すると嬉しい僥倖がまた一つ。
26番ゲートと言えばドンムアンでは最末端?っぽいが。。
それゆえに思いのほか静寂なのだ。
しかも、ガラ空きで、WIFIステーションと充電ブースも設置されている。
しかも、最近開始された無料google高速WIFIサービス、Google Stationもサクサクと受信でき、快適なことこの上ない。外は見晴らしも良く航空機の往来をボーっと見ていても良いし、空いた座席を利用して横になり、搭乗前のしばしの眠りを貪っても良い。

パタヤから出国便搭乗に至るまでの長い苦行の最後に、これはチョットした褒美かもしれないが。。

もっとも、このささやかな僥倖も長くは続かなかった。
この後、何処からかこの好条件を目ざとく見つけた中国人観光客の一陣が現れ、後は想像の通りに。。泣。。タイの主要空港の中では各通信キャリアが無料wifiサービスを提供しているが、、今のところこのGoogle Stationが一番速く安定していた。。
簡単な自身の電話番号とメアドだったか?を入れるだけで1時間利用でき、その後に何度も繰り返すことも可能だった。

また、長々とした記事になってしまったが、、パタヤのホテルから実質4時間余りでボーディンクゲートまでたどり着くことが出来て満足だった。
そんな訳で、いずれ終わるパタヤ修行の最終局面の私なりのやり方をかいてみた次第だ。
邦人ステイタスなどで滞在されている羨ましい方々には、別のやり方があるだろうとは思うが。。
皆さんのそつのない移動と、つつがない帰路道中を願っている。