パタヤ市内各地で進行中の公共工事。
ビーチロードは勿論、セカンドロード、セントラルロードも片側閉鎖だったり、道の真ん中に穴を穿ち酷いボトルネック状態だったりと。。
それはもうトラフィックが連日の大混乱、おまけに外気は埃だらけで苛立たしいだけでなく、かなり危険でもある。
それ等に加えて、今度は路肩を掘り返し始めたセントラルロードは恒常的に流れが悪い。

昨夜のことだが、もう付き合ってられないといつもの便利な抜け道パタヤクラン・ソイ9を通行中に、新しいマッサージ店が開業しているのに気が付いた。

セントラルロードを西進中、ソイブッカオ入る便利な抜け道パタヤクラン・ソイ9。
一見、ただのローカルな裏通りだが廉価な居住施設、バー、洗濯屋、サロン、飯屋や移動屋台などが並び、その充実度はまさにソイ・ブッカオの真骨頂だ

このクラン・エリアで長年マッサ嬢として回遊していた嬢が、この度心機一転開業して2週間程だという

グーグルマップ上では店舗所在地に、まだ特徴あるポイントが出ていないので、以前紹介した私のお気に入りローカル・サロン Supitcha Barberの所在を載せておく。
実際の場所は、その数軒隣なので簡単にわかる筈だ。

ついでに以前紹介のSupitcha Barberの前記事はこちら

訪れたのが夕方だったので、施術後には外は既に暗くなっていた。
良い店舗外観画像ではないがご容赦頂きたい。
どのみちこのエリアのショップハウス的長屋には、外観上の大きな特徴なし。店舗内観も同様だ。開業直後なので綺麗なのは言うまでもない。

セラピスト現在3名らしいが。。。
この世界のことだ、この辺は極めて流動的なのが常だ。
現に私の2時間の施術が終わると、、来店時には居なかった女性が店内にちょこんと座っている。
お客かと思いきや訊いてみると。。。
遠路遥々、チェンライから来た到着直後の新しいマッサ嬢とのこと。

(野郎ども、来たばかりのホヤホヤのチェンマイ産の多少色白のマッサ嬢だ。いくら退廃の都に棲む百戦錬磨のマッサ客だからと言って、最初から無理難題を突きつけたりせずに、お手柔らかにしてやってくれ!)開店後、正確には18日と言っていたが。。
開店後に色々と準備作業を進めていく、いつものソフトオープンってやつだ。
とりあえず、壁に2名分の資格証明書が張り付けてある。外の看板も出来たばかり。。
本日、それにちょうど私が気付いたって塩梅だ。
抜け道通過中に、見慣れない真新しい100バーツマッサージの看板。
勿論、バイクでUターンをかまし、徐行して中を覗き込むと。。
こっちもプロなら向こうも同様だ。
一瞬でマッサ客候補だと識別され、手招きされて、私が蛾のように絡め捕られたって訳だ。
真新しい店内に入り、言葉も少なめ、直ぐに用意して横になり。
早速、1時間100バーツで始めて貰うと。。。
むむ、、やはり上手だ!予感的中だ、、最初の2分で延長決定。
それで、施術を受けながら、ヌン・チュモン・クン(一時間半)
の施術をお願いすると。。。
嬢いわく、、一時間半でも2時間でも200バーツだから2時間にしなさいと言うお言葉が。。(もちろんそれに従う!)

ウマい、、ツボに沿ってトニーズジムでの悪あがきの跡をほぐしてゆく。
今回の馴染み店、ブッカオ市場2階Rata Health Massageと比べても遜色なし。
訊くとこの嬢は、ブッカオ・パタヤクランエリアで店を転々と移動しながら4年ほどやっていたと言う。
そして、このたび良い物件があったので、めでたく独立開業に至ったブリラム出身の1児の母らしい。
技術的には私の採点基準で8,5から9,0あたりか? (10が出たのは、未だかつてただの一度だけで、それは日本でだった)

丁寧に進む施術、会話も同時に進めていくと嬢が興味深い事を口にした。。
この時、他の女性客に当たっていた同僚の細身のおばさん。。
マッサ上級者特有のシェイプされた熟練者の特徴。
タイマッサージは重労働だ!それを何千時間もこなす彼らは、時に仙人の様に痩せ強靭な体つきになる。
彼女のマッサージがまた凄いというのだ。
私担当の嬢自身が無類のマッサ好きで、その細身の熟練おばさんに好んでして貰うらしい。
もう本当に彼女は上手で、彼女が一番で私が2番だという。
9点レベルのマッサ嬢が言うのだから。。
マッサ修行僧の顔をも持つ私は俄然、興味を惹かれる。
そんなことを言うなら、断然、受けて見なくては。
路地裏に突如、現れた100バーツマッサ―ジ店。
まだ世間にあまり知れ渡ってはいないので、店は空いていて静かだ。
スタッフも擦れても居ない、怠ける雰囲気もない。
しかも技術は高く、訊くと既に定常客が居るとのことだ。

本当は、内緒にして秘密にしておきたいの物件なのだが、本通から離れた分客が集まり難いのは否めず、不利な状況がすぐに彼らを廃業に追いやってしまってもいけないと思い、オーナーの了承をとり掲載を決めた次第だ。
私は是非、あの熟練おばさんを試してみたいのだが。。

しかし、残念ながら私にとっては本日が移動日。
その任は親愛なる読者様のどなたかが引き継いでくださると信じている。まあ、どっちみちそれ程、時を開けずにまたパタヤに戻るつもりだ。
それまで当店の再訪を心の中で楽しみにしていようと想う。