数か月前に挙げた事のあるソイニュープラザにある旨い安い早いローカル飯屋記事の続きを挙げる。
ソイ・ニュープラザ。
華やかな歓楽街パタヤの表通りの一つのセカンドロードと、一癖も二癖もありあまり表に出せない妖しい裏通りのソイブッカオとを、なにげに繋ぐソイだ。
そしてこのソイに目が向くようになったら、自身の生物学的年齢と概念的な精神年齢の変位にも目を向ける頃合いだと想う。苦笑
パタヤ戦線のフロントラインからは、とうに退いた訳のありそうな中高年ファラン達で賑わっているのが、このソイだというのは前に述べた通り。
ソイニュープラザの旨い安い早いローカル飯屋の前記事はこちら
私も相変わらず、昼飯物色に妙案が浮かばなかった時などに無難な代替案として周期的に利用を続けている。
今回は前回紹介の店舗の真隣りの店舗をリポート。正直、店舗概要に差は無く、外観や業務内容にも差を見つけることは難しい。
店舗名も定かではないので注意をしないと店舗の区別も難しい。
しかしだ、店舗自体の類似性が高く没個性だが客は明確にそれら区別している。
一体、どのように区別、差別化、タグ付けされているのか?
この点は、私も長期重度のパタヤリピーターの一人として大いに興味があるので幾度もほぼ毎日、ローカル達に恒常的に訊いている。
そしてたどり着いた結論はというと、彼らはどうも一品一品の料理の個性で区別している様なのだ。
舌の肥えた国民で溢れる屈指の外食文化を持つタイの皆さん、ほぼ毎日外食していても決して飽きることは無い程の店舗数が国中に存在する。
その彼らに店舗情報を乞うと時々、興味深い事に気が付く。
彼らが返答するのは決まって店舗所在(この点は当然、彼らも外さない!)
と、旨かった特定の料理についてだ。(何処ソコのカオマンガイが辛くて一番旨いとか)
一般に我々日本人が重要視する店舗名や営業時間などは、二の次になることが多いのだ。
中には店舗自体に本当に名前がなかったり。。
営業時間や定休日の具体的な設定が無かったりと。。しかし、彼らの関心のある対象料理については、私見を交えて驚くほど詳細な情報を述べてみたりするのである。
そして実際に現場に行ってみると、、店舗関連情報の曖昧さと正反対の正確なフードインプレッションだったと、思い知らされることが多々と。。
彼らにとっては一義的にその料理が旨かったという事実を最重要視するのだろう。
店名など何でもよく、具体的な営業時間などもどうでもよいのかも。
腹が減る飯時に行けば開いている筈、そうでなければ出直すまでらしい。
これもマイペンライの大らかな楽天的思考の賜物なのだろうか?
最後になってしまうが、そんな経緯でよくお世話になるソイニュープラザのローカル飯屋。
前回紹介の店舗の隣、ソイブッカオからもセカンドロードからも徒歩アクセス可能、素朴な夫婦がやっている地元ワルンだ。
夜間の猥雑な賑わいとは対照的に昼間はとても静かなソイ・ニュープラザ。
落ち着いて食事がとれるパタヤ侍にとっては穴場的スポット。
それが入用ならきっと気に入ると想う。。