タイ気象局曰く、明日から乾季が到来するらしい。
ここ2,3日の朝は澄んだ蒼空で日差しが眩しく、気持ち良く晴れ渡る様になってきた。
今朝の事だが、付近で所用を済ませてナクルアロードをなんとなく流していたところ路肩の旨そうなガイヤーンが目に付いた。
以前からタラート・ナクルア海鮮市場や、ナクルア・クリニックへの行き帰りに存在には気付いては居たのだが。。
参考までにパタヤ市民の憩いの場ナクルア海鮮市場の前記事はこちらへ
同じくパタヤ修行僧の心強い味方ナクルアのパタヤ・ラボラトリークリニックの前記事はこちらから
交通量の激しいナクルア・ロードの路肩にダイレクトに面し、午前中は直射日光に照らされる環境に、二の足を踏み、長い間停まらずにいた物件だ。
今朝は清々しい空気の中、その香ばしい匂いと見てくれにとうとう抗えずにようやく停まってみる気になったのだ。
軽く頭を下げて店舗内に入ると。
インドネシア・マレー文化圏ではワルンと言われる簡易店舗そのもの。
壁面にはデカデカと自信ありげなメニューがあり、価格もいたってローカル水準でよしよしだが。。
しかしすべてが全くのタイ語だ! まずい。。何が何だかさっぱり。。
席に着き、メニューの有無を尋ねると。。 なんだ、すかさずそつの無い対訳のついたメニューが渡されてふと安心。
サッと目を通すと、、定番スープ類が100バーツ前後の設定。。
おい、待てよ。。。ローカルワルンで一皿軒並み100バーツ越えは無い筈だ。。
あるとすれば、、それらは中流以上のレストランか、ローカルを気取った観光客向け店なので注意されたし。(都市部以外の話だが。。)
ローカルは空心菜炒め、ガパオライスなどのワルン庶民食に、通常100バーツは払わない。
先月挙げたぱっと見でローカル特化店っぽいが、実は観光客向けワルンだった件の関連前記事はこちらへ
長年、ロシア系を中心とした長期滞在者が多く住むナクルア・エリアゆえの強気価格設定か? と思いきや。。。
通常の手軽な一品一食モノは50バーツと許容範囲内に設定されている模様。
よくメニューを吟味してみると、ただ単に調理に手間と材料が必要な品々に高めの値段設定がなされている感じ。よし正常だ。。きっと時が来ればローカル達で賑わうのだろう。。
巨大なパタヤの観光需要(年間一千万人がパタヤを訪れるらしい)を支える
無数のローカル達は、不動産価格が段違いに安いナクルアやスクンビット通りの向こう側、通称ダークサイドと呼ばれるエリアに居住しているのだ。
それで鶏か豚肉が迷った末、選んだのは私の好物の豚の喉肉の炙り焼き。
これは何処で食べても本当に旨く酒の肴にピッタリ。。
ガイヤーンも捨てがたかったが、、それは次回に持ち越し。。
なんとこれが大当たりだったのだ。
今まで食べたコームーヤーンの中で一番柔らかかった。
油も適度に堕ちていて。。クドくないし、埃や排ガスの味も無しだ。。笑
午前中なのでもう一品は、軽くスープにモチ米をつけてみた。
多少のトロ味がかかり旨いが、調整を頼んだにもかかわらずまだ多少辛かった。。
二品を堪能していると、、勝手を知ったような在住ファランと、別に訪れた中国人が席に着き、なんと流暢なタイ語で注文していた。
やはりだ、このような店は一般在住者が利用する類の店なので、価格も品質も間違いはない。
店主は人当たりも良く、外国人慣れも感じる。
グーグル翻訳で営業時間を訊くと、午前9時から午後7時までとのこと。
改めて店先で焼かれるガイヤーンを眺めていると、、肉をガッツリと食べたい時は再訪アリかも知れないと強く感じた。
ロードサイドの地元B級ローカル店だが、衛生上に問題があるようには見えず、ちゃんと運営されている様だ。。
しかし、幹線道の道端である事実は変らない。
それが気にならない様なら試してみてはどうだろうか?
ここまで紹介しておいて誠に申し開きが出来ないのだが。。。
私には店名が判らない。
グーグルマップには出ていて、ローカル達がレビューを幾つか書き込んでいる。
典型的な地元B級・ローカルグルメ店のようだ。
最後に所在を挙げておくので近くに行ったら寄ってみても良いだろう。
ノースパタヤのドルフィンロータリーからでも10分とかからないだろう。