パタヤまたはその他の諸都市で武者修行に励むいじょうついて回るのは健康不安。酒、糖分、ニコチン、不摂生、飲食物、荒淫等、快楽を強く求めることは同時に心身にとりリスキーでもある。すべて程度の問題だがその程度が誰にも定かでない。身体的程度なのか、金銭的?または社会的?色々側面はあるが一つの尺度が体に対する影響を見ることだ。そう、若ければ許容量も高いのだが人生おり返し点を過ぎたあたりから次第に怪しくなるのが常でありこればっかりは誰も避けられない。ハンサム,金持ち,ファラン,またはその逆の人達も同様だ、今のところはな。できることと言えばそのスピードを可能な限り落とし抗うことくらいか。

以前、まだ為替レート、物価的に我々日本円ホールダーが有利だったころは私もバンコクの某国際有名私立病院などでメディカルチェックアップ、人間ドックの最上コースなどを毎年受けたりしていたが、いかにせ昨今のバーツ高と,幸いにも毎回検査結果が上位10%には軽く入る優良健康状態と相まって受けることを辞めてしまった。下はこれまで何度もお世話になっているBKK Hospital Pattaya、施設、サービス、価格も一流で、往々にしてだが客までいいように感じる。笑

大体2万バーツ余りの予算を武者修行に回したほうが余程幸せであり健康への願いよりか、煩悩に負けてしまっている次第だ。BKK Hospital Pattayaの最近のMedical Checkups 各種コースの価格表はこれです。

しかし、なんとなく罪悪感もまだあるし、わだかまりも拭いきれないので医療従事者である友人にこれらのサービスについて聞いてみた。すべて実施すれば、どんなに効率よく実施しても、ほぼ丸一日かかる検査項目群を見てから、すべての人には当てはまらないがと前置きしたうえで、日頃よく管理されて元々頑強で長年にわたって健康優良児な私には到底必要のないものばかりに感じると。一般論として1度受診で充分で異常が無ければ、後は疫学上の血液検査だけで良いのではと言われた。知識のある医療関係者には、これらのいたでり尽くせりの医療サービスは商業的性格の強いものと映るようで数年に一度で充分か。よしよし、わだかまりが軽減されたが、しかし、それで健康に対する不安が完全に消えるわけでは無論ない。それからしばらくして偶然、ファランの動画情報サイト上で、手軽で、安価な、ちょうど良い打開策を見つけたので紹介したいと思う。みんな考えることは同じで先行組のファランが載せてくれていた。やるな、ファラン侍!やはり侮れんな。

pattaya clinic raboratory, 血液、尿などを採取して疫学上の成分測定をする施設だ。場所はドルフィンロータリーからナクルアロードを2,5km余り北上した地点の右側だ。朝7時から午前11時30分までの営業時間で予算によっていくつかのコース、個別の専門検査、尿検査、STD検査などがある。各自懸念、該当項目によって選べば良いが、何もなければ総合検査でいいのではなかろうか?

簡単だが必要事項は網羅しているHPがある。www.pattaya-lab.com

検査結果は大概即日、翌日までにはEmailで送られてくるのでわざわざ再度出向く必要もない。ここでは測定のみなので検査結果を査定するには個人の知識、または医者の専門性が必要なのは言うまでもない。あとは一般論として検査前日の12時間の絶食が必要だ。検査の効用性の為だ、一晩だけイスラム教徒になったつもりで励んでみてほしい。それもこれも武者修行の為なのだから。良好なパタヤライフの為なら僅か一晩の苦しみなど取るに足らない筈だ。(でも結構、つらいぞ!)

クリニック内は小さいが清潔で一人のタイ人男性が運営しているようだ。待合スペースに何人か先客がいるかもしれないが黙ってそのまま待つべし。番号札印刷機など無いが皆、来訪順に暗黙順番が進んでいく。客層は同輩パタヤファラン侍、地元民の半々くらいか?順番が来たら衝立の向こうへ進み挨拶でもしてテーブル上にある検査項目と料金表を吟味して希望を伝えれば良い。当然日本語ではない、英語かタイ語なので不安があるなら前もって吟味しておき指さし指定でもいいのではないか。

検査結果受け取り用のメアドが必須だ。それで採血、望めば容器を渡され隣のトイレで検尿もある。特別何もなければ一人あたり5分もかからずに終わるので数人の先客がいても大した時間はかからないはずだ。

個人的には次第に増え続けるアルコール摂取量の懸念から肝機能関連、やはり生活習慣病関連、各種感染症の有無などを調べている。頻度的には年1,2回か?傾向を追っているだけだ。今回もめでたく異常は見つかっていない、検査結果はこんな感じでEメール添付で来る。

よしよし、引き続き武者修行に励んでも良さそうだ。パタヤ修行僧たちよ、体は壊れる前に対処すれば治りやすいはずだ。くれぐれも自愛するように。