La Boulange パタヤ・サードロード正統派フレンチベーカリーの前記事からの続き。

La Boulange の前記事はこちらから

そう、客層はゴツいファランの親父っちと、その取り巻きの連れも少数居るが、彼ら若いタイ人女性達にとりファラン飯など早起きしてまで食指を誘われるものではないようだ。(幼少の頃に固定化される食の趣向は強固だ)
それか朝のこの時間は男どもだけの特別なひと時と決まっているのかもしれない。笑

店内に特徴はなく比較的手狭なスペース配分。メインは、朝のうちはまだ爽やかな雰囲気のテラス席となっている

旨そうなスイーツ類。品数が少ないのは、きっと自家製に徹しているからだろう。

席についてみると、、いかつい親父が慇懃に頭を下げてくれる。。
客に紛れてとてもベーカリーの主人には見えないまるで漁師か建設労働者みたいな風体のご主人。。笑
しかも、単なるこだわりか事実なのかは不明だが、英語が判らないと丁寧に断わられた。。(このパタヤに居住して商売をしているのに本気か?)

そして席に着き、、時間をかけてメニューを吟味すると。。

La Boulange

標準的なブレックファーストメニューはこうなっていて。。見にくいがピクチャーメニューがテーブルにも。。

定番のサンドイッチ類も当然。。
フレンチベーカリーの基本バゲットサンドイッチ。
現地ではサブマリンサンドイッチとよく出ていたな。。
このバゲットサンドイッチ、、シンプルなスライスチーズにトマトとレタス、、それとパリパリな香ばしいバゲット。。
フランス人曰く、そのベーカリーの実力を見るにはこれで充分だと言う。。

ドリンクメニューは標準的。他にオーダーメイド🍰の類も。 最低三日間の猶予が必要とある

これはいつ見ても涎が出そうになる西洋オムレツの類とジェラート系

ホームメイドパスタにサラダと。。西欧の定番が続き。。

フレンチメニューのクロックやキーシュの類も

その遠い昔に受けた教えに従い、定番中の定番Jambon Fromageチーズサンドイッチを頼むと。。出てきたのがこれ。。
で感想? 文才の無い私がつらつら書くのは憚れる気がする位の本物。
遠い昔の味の記憶が見事に甦る。。。
素朴な小麦の味とチーズの風味の融合、バゲットの歯ごたえとトマトのみずみずしさ、レタスの食感が口の中で混ざり合い。。
書くと白々しいから辞めるが、、リアルディールだ。余りに旨いので同日、昼飯時に再訪してしまった!
今度はチーズバーガーでだ。
ピクルスもちゃんとした味わいのあるファラングレードのチーズバーガー、付け合わせのポテトも(サラダに変更可)旨いので、塩をふり一粒づつ食べたほど。。

調子に乗りアプリコットとライムシャーベットも

すかさずデザート系も調べたくなり。。。
何が良いか訊いてみると。。。
ちょっと待てと言うので。。
待っていると。。。。
アップルタルトが出来上がった。。。出来立て!日に2度も訪れた初めての客だったからではなさそうだが、、イカツイ店主が料理の出来をいちいち訊きに来る。。
しかも、各品毎にだ!
余程、自信があるのだろう。。あるいは無いのか??
英語が解らないらしいので簡単にしか思いを伝えられなかったのが残念。代わりにウエイトレスに話を訊くと概略がわかった。
10年以上この地に来ているけど、、今朝の今朝まで当店に気が付かなかった。
何時からやっているのかと訊いたら、、最初の頃の業者向け卸業から数えれば20年近くなると言う。。
店舗リテールとしてはそれよりも短いと。。
営業時間は午前7時から午後6時まで。。日曜が定休。。

卸売業や業者向けも手掛けるところは、バリの老舗秀逸同業種Dijion caféを彷彿させる。

バリ島のDijion caféの前記事はこちら

ベタ褒めっぽくなってしまったが、不夜城パタヤの少ない朝食スポットとして新たな一店が加わることに。。

Baba au rhump と書かれている。。ババロアのことか? 洋酒がかなり効いていて大人の味。。

幸い、この数が不釣り合いなくらいに少なかったパタヤのベーカリー系朝食スポットは増加傾向で、今週見つけた新店舗はこれで2店目だ。。
後日、もう一つのベーカリーを挙げることにする。

朝のテラス席は気持ちが良い。
気難しそうなファラン紳士達の溜まり場なのでWIFIは有っても、BGMやその他の騒音なども皆無。。

最後になるが所在を挙げて、La Boulange の記事を終わりにしよう。