バリ島内に星の数ほどあるカフェ群、一体いくつあるのか?とりあえずカフェと名乗るが内容は正統派カフェからデリ、レストラン的なものから、果てはビストロ併設、または何でも雑貨屋的機能からカラオケ、マッサージ、挙句の果てに日が沈む頃あたりから裏エンターテインメント機能満載の怪しいカフェまで千差万別だ。バリでは良くあることだがコーヒーを切らせているカフェと名乗る店に遭遇することもある、怒。今回挙げるのは自信をもって紹介できる正統派カフェ、デリ、輸入食材販売業者、Dijonだ。開業して20年近く経ち在住者に愛用され続けている。所在はクタロータリー外縁部のクタ地域導入路とサンセットロード接続路の間だ。街路樹に囲まれたカフェ店舗の棟とデリ店舗の棟の2棟で構成され、その間が駐車スペースになっている。カフェ店舗外観はこんな感じでテラス席も完備。

デリの別棟はこんな感じだ。

カフェ内部は静かで広く清潔、冷房採光も良く快適で長居しても問題を感じることは無い。

スタッフも礼儀正しく、ファラン仕様のスマートな接客で英語も問題ない。メニューはサラダ、サンドイッチ系、フレッシュジュース、スパイス系スムージー類、ステーキ、バーガー類、スイーツと昼間のニーズを十分に満たすことが可能だ。逆にしっかりした夕食には多少物足りないかもしれない。

秀逸なスイーツ類はこの通りでショーウインドー内に観ることが出来る。下はパッションフルーツムースタルトだったか。

クラブサンドイッチとスパイス系スム―ジ、ローストビーフサンドイッチだったか。

続いてデリ店舗セクション内部はこのとおり。

輸入食材全般、肉類、乳製品、野菜、スパイスナッツ類、缶詰、調味料、スナック、スイーツ原材料等一通り揃っているが輸入税の為か総じて値段は高めに感じる。ケータリングサービスもやっているので背に腹は代えられない個人客、または業者などにも販売しているとのこと。終日交通量が激しいクタロータリーに位置しているが、周りを緑に囲まれて喧騒から隔絶されて静かでまるで小さなオアシスのようだ。乱雑で灼熱のクタに疲れたら、いっとき避難してみるのも良いのではなかろうか。