最近、個人的に食傷気味のマッサージ。
マニアを自認する私だが、今回のパタヤ修行では珍しく受けている数が少ない。 (週に3回程しか受けていない気がする)
体の動かし方が足りていない様だ。
明日からもう少し運動の強度を挙げる事にしようと思いながら、前回のパタヤ修行終盤に見つけたパタヤクランのThip Massageをようやく再訪してみた。
セントラルパタヤのThip Massageの前記事はこちらへ
前回訪れた時の同店はまだ開業直後でセラピストも客数もまだ少なく、初々しさの残る手探り営業だったのだが。。
約6週間程?の時間が過ぎた今回、チャンスがある度に昼間の早い時間帯、店前を通過してみると。。。
なんと、、何時行っても客が入っているのだ!
入口は、それもデカい足サイズの汚いファランサンダルで溢れている。。
静寂と癒しを求める黙考型マッサ客である私としては出来れば避けたいマッサ環境。
というのも、、個人主義の権化であるパタヤ・ファランは全く他の客の事などお構いなしに振舞うことが多くてうるさい事が多い。。
それ以上に彼らのデカい体を健気に額に汗を浮かべながら、ひたすら押し続けるセラピストは疲弊してしまい。。
その直後に当たってしまうと。。
彼女達には同情せざるを得ないが、どうも腑抜けたセッションに成ってしまうことがある。
前客のファランが良い想いをして、私は貧乏くじを引いたと想うと未だ私は心穏やかには成れないのだ。
やはり私にはまだまだマッサ修行が足りていないらしい。。
そして挑んだ今回、挨拶するとやはり私のことを覚えていてくださった。
そのまま、台に横になり身を任せていると小柄で華奢な御婆さんが現れた。
線が細く体重も軽い筈、ハズレ?かと一瞬おもったが肩から腕は筋張っているのを見逃さない。
熟練、百戦錬磨のマッサ師の証だ。。
初めての実力未知数のセラピストの場合の常として、最初は時間指定せずに黙って1時間のタイマッサージにする。
熟練者か否か選考に大した時間は要らない。
マッサが始まる。。。
最近気が付いた考察として、、熟練マッサ嬢のスタートは若干、弱めで来るような気がする。
幅広く豊富な技術上のカードを持っている彼らは、最初は探りを入れてくるのだ。
逆に最初から闇雲に強く押してくるのはそれなり。。
当然、知った客なら別だが。。
足の裏が拇指でゆっくりと押され始め、、筋肉の縁に沿って脹脛に上がってくる。。
ムムム、、やるな。。珍しい流れだ。。
解剖学でも知っているのか?
ツボを探そうとする作業が無いが、当然の様に気持ち良い場所を決まった線に従って正確に押してくる。。
通常、作業の流れとして真っすぐ下から上に上がってくるのが普通だが、このお婆さんの場合は筋肉組織の線に従ってくる。
従って、足首から膝に向かう時は斜めに緩やかな対角線っぽい曲線上に沿って上って来る。。
この時点で延長決定! おばあさん、、90分でお願い!
ここThip Massageでは、タイマッサ1時間が100バーツ。
それ以上、1,5時間でも2時間でも200バーツにしているという。
それなら、時間が許すのなら潔く2時間お願いするまでだ。
私の場合は、良質マッサだったら1時間では足りないと感じている。
かと言って、毎回2時間では長すぎる。。
私のお気に入りは90分、、これでちょうど良い。
おばあさんはニヤっとしながら黙ってうなずく。
充分に下肢のマッサを堪能し、裏返って上背部に移った時が圧巻だった。
このメイさん、、僧帽筋を上に抑えて引っ張り上げながらツボを押してくる。
或いは指で押しながら反対の手で引っ張り挙げたりと。。
複合的な動きが文句なく新しく、実に気持ち良い。。
以前、旨いマッサ嬢はツボを探し当ててから押してくると書いたが、このお婆さんはツボをさらけ出して、まるでそこにそれ有るのが当然と言わんばかりに押してくる。。
私にとっては初めてな領域。。
採点? 9.7~9.8点をつけよう。。
今までの最高点は9.5点、これでも全くの満足なのだが。。
理論上、10点をつけることはどうも釈然としないので9.5点としていた。
今回はそれを一つ上回る意味合いを付与して9.7点としようと思う。
因みに同地域で最近の高得点獲得者はこちらとこちらになります。
機会があれば参考になさってみてください。
そんな訳で、この穴場Thip Massage。
他にも高得点保持者が棲息している予感が強くするので、暫く通ってみようと思う。
ログに載せるべき候補者があればもちろん掲載するつもりだ。乞うご期待!