先週のパタヤ・ビキニビーチレースに引き続き、今週もパタヤ特別市ではイベントが開かれた。
題してPattaya music festival。
雨季に突入し公式にはオフシーズンのタイ王国。
毎年の事だが国際リゾート都市?としての当地、一度でも飽きられたら終わりだ!当局も集客に躍起なのだろう。

通年でイベントが目白押しのパタヤだが、順調な集客数の増加と相まって必然的に発生する典型的な都市問題が。。。市内全域の大渋滞とそれによって引き起こされる大気汚染だ。

ドルフィンロータリでこの有様だ。ビーチロードが歩行者天国になり通行不能。たった2本しかない南進道路のうち、一つを止めるか? どーすりゃいんだ?

まず、3本ある主要道路のうちの一つの有名なビーチロードが歩行者に開放される。

終日、車両の絶えないパタヤビーチロード。大イベント開催時にだけ見られるこの風景

それで主要道路が麻痺し、それを嫌う車が全ての枝道に突入。
時は週末だ、それに首都バンコクからの週末客は道を知っているし。。
最近ではグーグルマップもあるのだ! 抜け道や裏道などは、もはや何処にも存在しないのが現在なのだ。

イベント開催前の夕方でこれだ。始まったらすべてのスペースが車両で埋め尽くされ、そして歩道や通路はバイクでふさがる。

パタヤ市の名誉の為に断っておくが、彼らだってこの事態に黙って手をこまねいている訳では無い。

警備保安関係はむしろ厳重で、市内各要所には非常に多くの人員装備が準備されている。

メディカルツーリズムで有名なこの国、パタヤにも有名国際私立病院がある。見ての通り、緊急医療体制も各所で整っている。

まあそれでも大イベントだ、混んで当たり前。
なら車両使用を諦めて他のことをするまでだ。
気温が下がり涼しくなる夕方に、投宿している北パタヤのホテルからカメラとマスクを装着し、ビーチロードにジョギングに出てみた。

神風志向か自殺志願者でない限り、普段はあまり撮れないアングルのビーチロード導入路での一コマ

国籍人種は違えど、みんな考えることは一緒だ。ダラダラと一緒に連なって会場へ向かう

普段出来ない事をやるのがイベントの醍醐味だ。なるほど、このようなビーチロードの使い方もあるのか。。

あまり来たくない警察署前を通過し、そのまま走りながら南下をつづける。

この時はまだ時間的にイベントは正式には開始前、前座パフォーマーや屋台の出店準備関係者、報道関係者や運営スタッフが忙しく動き回っていた。快適にやく3kmを走り、ビーチロード南端で折り返す。

賛否両論ある養浜工事もビーチ南端までなんとか完了したようだ。ビーチリゾートでも満足な砂浜が無かったパタヤ市の面目もこれで多少保たれるか?

北パタヤを目指して北上をを続けると途中、何人ものジョギング愛好家達とすれ違う。
安全健康的で自由で開放的な気風が濃密に漂うパタヤ市ならではだ。
いいな~、、私がこの地をこよなく愛する理由の一つだ。最後はターミナル21パタヤを通り過ぎ無事、ホテルへ到着。
ザっと計測すると7km弱、所要1時間程だったか?
心地良い疲労感と充足感に包まれる。
シャワーでサッパリして飯だ、そしてマッサージ!
う~ん、幸せだ。こんなシンプルな人生もそんなに悪くない。
もし、このような自堕落な生活に興味があるなら、、訪れてみてはいかがだろうか?
パタヤ特別市はいつでも歓迎してくれる。尚、Pattaya Music Festivalは、本日迄開催される。
今日も、午後から夜間にかけて市内は大渋滞は必至。
今のところ外は快晴で気温上昇は避けられない。
行ってみるならマスクや防熱などの対策を薦める。