パタヤ修行も10年を超える頃になると、当初の新鮮さは色褪せ他に目を向けるようになってくる。近隣諸国へ足を延ばしたり、国内を探ってみたり、またはパタヤ近郊地域に足を延ばしたり。
人それぞれだが、新天地を発見し新たな地に旅立つ人も居るにはいるが、何故か一様に皆、多数は遅かれ早かれパタヤに戻ってくるようだ! 笑 パタヤ蟻地獄、ここから出るのは容易ではなく、またここから先に行く所は、そう多くないと言われる所以である。 私個人は、すべてを受け入れ幸せ満足、感謝しながら快適に過ごせている輩の一人だ、ありがたいことに。
そんな訳で天気の良い日はよく、バイクでパタヤ近郊地域を探検してみる事にしている。(海に面しているので選択肢は、そう多い訳では無いが!)
今回は、数年前に偶然見つけた、人によっては全くとるに足らない、ただの寂れた漁村の風景を載せてみる。極めて人工的、即物的に発展した街のパタヤの異質さを再認識する助けくらいにはなり、タイへの理解を深めるのに少しは役立つのではと想っている。バンコク、パタヤ、チェンマイ、プーケットだけを見てタイを語るなかれだ。汗
先ず、ナクルア市場に言ったついでにナクルア桟橋から見えた、沖合に長く延びる埠頭に行ってみた。位置的にはパタヤの奇怪な観光名所の一つ、Sanctuary of truthから程近い場所にある。(バンコクナビによる説明リンクはこちらへ)
船舶用途向け業者が出入りしていて、果物なんかもあるのが見える。近づいてみると、、タイ語すら解さない全くの部外者の私にも屈託のない笑みを向けマンゴはどうだと訊いてくる。
高級品種ナンドックマイを、日本での一個の小売値相当分だけ買ってみたのだがこの通りの袋一杯。この後、3食マンゴを食べる羽目に!
日中に訪れたので活気がなく寂れた感じが強かったのかもしれないが、元はただの漁村であったパタヤのルーツの面影を彷彿させる。これが本当の姿なのだろう。下に所在を出しておくので興味があれば訪れてみては。
ナクルア海鮮市場から、バイクでも10分以内だ、たらふく海産物を食べた帰りに寄り道して、漁民に想いを馳せるのも良いだろう。