最近、夜間にサードロードを走っていて、丸く白い看板が目に入ったのでバイクを停め近づいて確認してみると、なんとCat Cafeと読めた。猫カフェ? サードロードの好立地のこんな所に?
興味を惹かれ半分疑いながらも、更に店を外から覗いてみると。。

単なるコンセプト・カフェではなく、店の造りはカフェと言うよりペットショップに近い造りで本当の猫カフェだった

店の奥に更に透明の仕切りがあり、その向こうに数匹の猫の姿が見えた。
隣りがセブンイレブンなので、先に用事を済ませてから店先のメニューでシステムを確認する。入場システム構成は至って簡単で2通りあり。
1つは、150バーツでドリンク一杯付きで入場し猫と戯れる。
2つ目は、100バーツで入場し猫を戯れる。
私は個人的には犬派なのだが、最近は猫のローメンテナンスな側面にも興味が湧いていたところだ。
此処で猫体験するのも良い機会かと想い、さっそく入場をしてみた。
所在を下へ示すが、サードロードのソイ21入口付近で、隣にセブンイレブンがある。
(マップに示される店舗名は別だが、所在は正確だ)

中へ入り150バーツを支払い、ドリンクメニューを眺める。
簡単なメニューにコーヒーとトースト類の写真が並ぶ。
しかし、来店理由は食でもお茶でもなく、他にケーキなども並ぶが、わざわざ猫小屋の内でそれら食べる意味はないので辞去する。 無造作にアメリカーノを頼み、それより猫だと中に入る。
簡単な説明と病気の有無を聞かれ、洗面台で手を専用洗剤で洗うよう促され、その後に更に消毒剤をスプレーされてからスリッパに履き替えて入室を許される。

8畳くらいのフローリングの部屋が縦に2つ繋がり、10匹ほどの猫様達がマッタリと徘徊する

先客のカップルが一組いる。
室内は特別、臭気も埃っぽくもなく、エアコンも適度に訊いて快適な環境。
猫カフェなる物は初めての私だが、意外なことは何もない。

タイと言えばシャムネコ、英語ではsiamese=サイアミーズ=サイアム、シャム≠泰国の古称 だが、残念ながらシャム猫の姿は無い

突然の新参者の入室にも我関せずの猫ども達。
全く無関心の極みだが、猫ファンにはそれが逆にたまらないのか?

当然、至る所でヤル気なさそーな猫どもが自由自在に勝手気ままに過ごしている。メンクーンと呼ばれる北米産の大型猫、愛想も何もない太々しい猫だ

スタッフが個別の名称、種別名、性格や特徴などの説明もしてくれる

子猫や幼猫も居て。。

イヌ派の私には、猫のマイペースな無関心さが新鮮で妙に心地よい

とまあ、これ以上話すことは無いが、猫と戯れるという本質的な目的は充分に果たせる施設であることには変わりはない。
営業時間は、確か午前10時から午後9時だと想った。

罪深く即物的、刹那的で退廃的な歓楽街パタヤ。
その対人関係不毛の地、パタヤで人間不信に陥り、魂を削る様な生活の中に於いて、ペットに慰みを求めて束の間の安らぎを見出すパタヤ嬢達も多い。
実際、彼らが好んで選ぶのがメンテナンス性が比較的軽微で済む小型犬種や猫だ。
そんな理由もあってか? この地に猫カフェなる物も存在するのであろうか?何はともあれ年齢を問わず、いつでも女性の心を溶かすことが出来るのは、人間の子供や動物なのは不動の事実。
パタヤ修行中、お布施の前の一捻りくらいにはなることもあるのでは?
考えると少し忌々しいが、彼女の心とアソコを開くのに困った時に、猫の手も借りタイ時が来るかもしれない。