静岡県の観光地その1から続けます。

鼓楼と呼ばれる鐘撞堂らしい (重要文化財だ)

東照宮境内の社殿や墓所を一通り見まわった後に博物館に足を踏み入れてみた。(拝観料とは別に400円が必要)

徳川家康公の所蔵品を納め展示している東照宮博物館は入り口付近にある

これが入ってみてなかなか良かった。
近年、我が国では刀剣女子?と呼ばれる刀剣類、古物などに見入る女性のマニアが増えていると訊くが。
この時も2名程、若い女性の先客が中に。。

美術品のように非常に美しい形状と色合いの冑だ。

惚れ惚れするような流線の将軍の刀剣は国宝

武将達の甲冑や調度類、装身具などの展示物がある。江戸時代を治めた徳川家ゆかりの文化財に興味があるのなら見てみるべきだろうと想う。


次は日本平と呼ばれる山頂にある景勝エリアに今年に入り新しく開設された夢テラスを訪ねてみた。
日本平は、久能山東照宮と同じ有度丘陵(静岡市駿河区と清水区にまたがる標高300mの丘陵)にあるが、両者を深い谷が隔てており、アクセスは東照宮からのロープウェイか、車で山の反対側からアクセスする必要がある。

非常に大きな電波塔の隣にあるのが展望施設だ

展望施設なので売りは外に拡がる眺望がメインだが、施設内部にはカフェ・ラウンジや展示エリアがある。 詳細はこちらから

ウッドデッキになったテラスが続き、地上の遊歩道へつながる

眼下に清水港を望み、晴れていれば遠くに富士山が顔を出すとあるが、この日は生憎,富士山が雲隠れしていた

位置的に巨大な電波塔の真下だが、、いいのか?

所在を下へ載せておくが、アクセスは車か路線バスが基本だ。
JR静岡駅、JR清水駅から所要時間は1時間程だろう。
先程も触れたが、これとは別に久能山東照宮からロープウェイでもアクセス可能なので、工夫すれば短時間で2か所を同時に訪れることも可能。

最後にもう一つ付け加えるが、この丘陵の頂上にこの地日本平のシンボル的な存在の老舗大型ホテルがある。
日本平ホテルだ。
ながらく場末感満載のホテルだったらしいのだが、近年、大規模リニューアルを敢行し、見事な生まれ変わりを成し遂げたらしい。
訊くところによると、精力的に国際会議などの国際イベント誘致を目指していてサミット開催地の候補にも名乗りを上げているらしい。

手入れの行き届いた広大な前広場の芝はゴルフ場クオリティだ。ホテル宿泊者でなくとも自由に入ることが出来るのは大きな魅力で、静岡市民の憩いの場となっているらしい。

駿河湾を望み、遠くに伊豆半島も見える。

多くの外国人観光客の姿が。見た感じ宿泊客のようだ。。。

天気が良ければ誠に気持ちの良い環境だが、ホテル周辺には夢テラスを除き特に何もない。
アーバンホテルライフに集中したい向きには良いだろうが、そうでなければ下界に宿泊したほうがなにかと都合が良いかと思う。。

日本平ホテルのリンクはこちら

実際、宿泊を考えるのなら各種予約サイトを当たってみるべきだろう。

今回は、静岡県内の観光地、三保の松原、久能山東照宮、日本平と3ヶ所を観て廻ったが、如何だっただろうか?
私にとっても珍しい経験だったのでそれなりに楽しむことが出来た。
もちろん、勝手の知った言語圏での観光地巡りだ。
私が普段、根城にしている地域で感じる様な驚きや戸惑い、疑問などは当然湧かない。
しかし、反対に概して清潔で万事が整然としていて予想が付き、何といっても安全な観光地をホスト目線で見てみるというのも新鮮な経験で、時には良いものだと感じた次第だ。
特にいつもは真逆の環境と立場に身を置いていると尚更だ。

私もそろそろ自分の根城に戻る時が近づいてきた。
今回の経験が後に活き、その時にまた少しでも違った見方が出来れば幸いだと想う次第だ。