先日の富士山麓の富士宮市に引き続き、静岡観光シリーズをもう一つ載せることにした。
富士山世界文化遺産関連物で、周辺に25ヶ所点在する構成資産の一つである三保の松原、それと徳川家康公を祀る久能山東照宮、そして最近整備された観光スポット・日本平夢テラスなる物を訪ねてみた。
当ブログでは触れないことにしている政治的な見解と宗教的スタンス。
私は、あくまでも中立的立場を常に貫きたいと肝に銘じているが。。
到着してみて、、どうしても驚きを禁じ得なかったとだけ言っておこう。
何人も個人的な見解を述べる事は問題ではない筈だ。
先ずは静岡市清水区にある景勝地の三保の松原、羽衣の松。
桜海老で有名な駿河湾に突き出た三保半島の中ごろに位置する。
万葉集以降の多くの和歌などに登場する天女の物語らしい。
ひらけた海岸に多くのアジア系観光客の姿が見え、彼らも一様に楽しそうにしてはいるが、、いいのか? これで。。
世界文化遺産と言えば、、他には並居る強豪ばかりだ。
例えば、私の個人的な繋がりが深いタイ王国では、スコータイや古都アユタヤ、東南アジアの最古の文明の痕跡の一つとされるバーチエン遺跡など。
またインドネシア共和国では、圧巻のボロブドール仏教遺跡や、、、
プランバナン・ヒンヅー寺院群があり、更にコモド島のコモド・ドラゴンやバリ島の棚田など錚々たるメンバーだ。
まあ、何の変哲もない地方都市に突如、現れた世界遺産とでも言っておこう。
国外の人には内緒だが、、交通の便も悪く不便で。
そしてなによりも日本国民が、ワザワザ遠方から訪れるには少し説得力が。。うーん、黙っていよう!
新世界三大失望スポットにでもノミネートされそうな感じがするのは、たぶん私だけかな?
次は世界遺産関連施設ではないが、特に国内向けに説得力のあるスポットである久能山東照宮だ。
姉妹施設?の日光東照宮はれっきとした世界遺産なので、それなりの権威のある歴史的重要施設であることには変わりはないだろう。
海岸線から上方を望むと、、付近には石垣イチゴ関連を推した関連商品を扱う店舗、駐車場などが並ぶが、、なんだか寂れた感じの否めない風景が。。
一瞬、登ることを躊躇しかけたが、、なんとなくチェンマイのドイサケット寺院の長大な階段を思い出し、、奮起してみた。
しかし、一体なぜ昔の人達は信仰と崇拝の対象物を作る時に、こうも高い所に作りたがったのだろうか? しかも、世界中に見られる現象だし。。
完成後に参拝するだけでも大変なのに、建設時の資材を上げる労苦、手間と時間はいかほどだったのだろうか?想像もつかない!
しかも、当然、あぜ道、山道、デコボコ道の重機無し、、全て人力だ。
門を潜っても終わりではなく、更に階段がしばらく続き、なんだか信仰心と忍耐心を試されている気がしてくる。
信仰も修行の一部分らしい。
私より修行の進んでいるらしい外国人観光客も数多く散見される。
更に続く階段だが。。こんな親切な表示もあって。。境内はこの通り、、知識は無いが、、普通の神社の趣で、、、宗派流派は違えど、、同じ仏教徒のタイ王国の皆さんは本当に敬虔で信仰心が篤く、日頃からお参りを欠かさない。
国外でも同様だ。
我々が最後にお参りしたのは何時だったか?
浅草寺の中に神社があったり、、東照宮は神社?なら神道だよな。。
その違いすら分かっていない私にはまだまだ修行が必要らしい。困ったときだけお参りする人向けのお守りなんかもあり。。
後は通常の寺社仏閣の風景の類が続き・・・
静岡県の観光地 その2のポストに続きます。