邦人の逮捕が相次ぐパタヤではようやくソンクラーンが終了したが、私は依然として日本に滞在中だ。改元絡みの大型GW直前最後の週末に、一寸した買い物ツアーに出てみた。場所は浜松市中心市街地から多少離れたエリアの幹線152号線沿線だ。

結構大きな敷地で、広大な駐車場を囲むように郊外型大型店舗が数店出店している。

北米型スポーツ量販店や、、

国内大型ベビー用品店や生鮮食料品を取り扱うスーパーなども

本日の乾いた爽やかな晴天とも相成り、ちょうどパタヤのMacro Food serviceやテスコロータスのホールセール系ストアに居るような錯覚を起こしそうになる。下はノースパタヤロード、バスターミナル対面にあるマクロストア。

在住者の強い味方、便利なマクロフードサービス・ノースパタヤ(引用画像)

まあ、欧米の郊外型量販店など今更特筆すべきものではないが、元来、我が国では既存の独自流通販売システムがあり、長い間この手の業態の外来店舗が出店できずにいたのは周知の通り。この手のことは積極的にアメリカ型ライフスタイルを取り入れるパタヤ特別市には到底かなわない。

聞くところによると、コストコは関東近隣に10店舗ほどあるらしく、更なる出店計画も策定されていると

この浜松倉庫の店舗は他の同店舗と比べるとかなり大きいらしい。。中に入ると、、まさに北米型の大量消費文化、お馴染みの光景が広がっている。

多種多様な大型家電や、

様々な家庭内消費財や、

大量多量の食料品の数々、豊富で圧倒的な物量だ

日本のメーカーの製品でも、見たことのない大型パッケージで販売されている。なんだよ! 何か釈然としない気がするのは私だけか?

勿論、国産品または輸入物の大量の食料品がぎっしりと並び、週末の買い物客の群れが、これまたアメリカンなサイズのカートに大量に放り込んでいく。。浜松という場所柄か、外国人家族も多く散見される。

パッケージのサイズが大きいので単価は下がるが、トータルな購入額は決して小さいものではない。しかも、購入量はカートがないと運べないレベルで、そのまま自家用車の荷物室へ直行だ。

うん、これがアメリカンマジックの真骨頂だ。つい、単価ベースで考えて安いと信じてカートに入れてしまうが、よく考えてみると同じ味や銘柄の食品グループをそんなに連続して食すのは果たして現実的か? 皆さんはどう想うだろうか?

こりゃ食べでがあるな、一人ではただの大食い選手権か我慢大会だ。

勿論、多人数での分割配分を前提に購入するなら断然有りで、個別購入に費やされる時間労力も一度で済み効率的だ。後は食品の保存性との兼ね合いもあり、冷蔵庫の空きスペースのことも考慮すべき要素だ。後で無駄になっては本末転倒。

普段、手に入らないアメリカンな商品の希少性も加味すべきだが、かつてよく滞在していた現地での実勢販売価格との差も小さくない。。加え同業種の東南アジア市場での販売価格も頭によぎり、、私には複雑な想いが拭えない。オレンジ一袋、1600円なり。高い買物か?それとも安いかは、あなた次第。。

しかし、買物は純粋に個人のニーズと対価の間でのバランスだ。判断するのは当人だけで、他人が介入する余地は無い。Not My Business!!   これ以上、私が言うことは無い。

先進国での買物は、単なる生活必需品の獲得行動だけではない。要するに純粋なレジャーだ。趣向を凝らした販売形態、多種多様な商品、色々な想いを胸に結構な人出がお会計へ並ぶ。国外のスーパーや市場に足を踏み入れる時のあの高揚感、、いいと想わないか?

この時点で感じた一つだけ特筆することがある。我が国では、ユニクロから地元スーパーまで例外なく、レジでの会計処理がで異常に早い。空港のチェックインカウンターも同様。これらは多分に現場スタッフの尽力によるところが大きいのだろう。カート山積み一杯の商品でもさほど問題にならない。彼らの仕事ぶりには、只々敬意と感謝だ。

一瞬、ウンザリしかけたが、待ち時間は僅か5分程だった。バリ島では、本当に1時間コースだ。今まで何度、買物を途中で断念したか! 散々、待たされた挙句、自分で商品を陳列棚に戻す時の馬鹿馬鹿しさといったら? そこでしか味わえない感覚だ。

尚、このコストコ・ホールセール浜松倉庫は会員制で(年会費が必要)営業時間は午前10時から午後8時となっている。

美味しそうなグラノーラ。向こうテイストに心を揺さぶられ手を延ばしかけたが、いかにせサイズが大きく、独りでは3週間は食べ続ける羽目になるので辞めておいた。

下に隣接しているスポーツ量販店、ベビー用品店の画像を補足する。コストコの主な客層が若い家族連れなので、回遊する客でまずまず賑わっていた。近隣都市に滞在の折には利用してみてはいかがだろう。

スーパースポーツ ゼビオとあり、営業時間は午前10時から午後9時。店内は子供が喜びそうなデコレートが随所に!

アカチャンホンポは営業時間午前10時から午後8時とある

更に、周辺には類似業種の大型小売店舗や飲食店が、多く集積しているようだ。休日の利用にはソコソコ便利だろう。なんだか本当にパタヤの日常っぽい印象だ! 笑