パタヤのジムといえば真っ先に思い浮かぶのは今も昔もトニーズ。本家本元はサードロードとサウスロード、パタヤタイの交差点の一角に位置する施設がそうである。広い敷地に多少、経年劣化が見られるがファラングレードのコンベンショナルなウエイトジムに加え、豊富、多機種なカーディオセクション、更には本格ムエタイジムもある。メンバーシップも1回利用から年会員価格、系列他支店共通メンバーシップと多岐に用意されている。短期滞在者の一時、単体利用から永住者向けの長期継続利用までの幅広いニーズに対応できることであろう。下はジムのある建物2階部分からブッカオ市場を望む風景。

パタヤ滞在開始後の最初の数年は本店だけを利用していたのだが、パタヤノース、クラン滞在時には移動が結構な、と言っても10分位だが、手間に感じるようになった。雨天時、渋滞時間帯などは特に、それと軽めのメニューの日にはあそこまでの高重量機器の必要性はなく、施設のほんの少しを使用するだけ。ならばと思い、発想を少し変えて、利便性の極致、世界の単独沈没指向中高年男性の永遠の桃源郷、天国か地獄、それとも人生の終着駅か、果ては崖っぷちのどん詰まりユートピアかも、、ソイブッカオタラートど真ん中に位置する、トニーズブッカオジムを覗いてみた。充分ニーズを満たせる施設、機器はボロイが機能は問題ない。付近にコンビニも、食事も買い物スポットも無数にあり、他ニーズを同時に満たせ、マッサはそこら中。。まさにここで完結できる。ほかにどこも行く必要ないぞ。バイクすらいらない。この地が蟻地獄か吹き溜まり、コロニーか沈没居住区か、堕落ファランの難民キャンプか収容所かと言われるゆえんである。堕落生活を続ける為、体だけはナンとかしようと考えるファランの需要に応えているのだ。シャワーまであるし、、中はこんな感じ、、

一見ショボいけど、一人が使うのは一台だけ、何台あっても変わらない。カーディオセクション、マシンセクションもこの通り。

客層はほぼブッカオレジデント中高年ファランオンリー、または健康志向のその連れ嬢達、たまに意識高い系の美形トランセクシュアル達も。そうでない従順な外待ち嬢達が施設を利用せずにたむろう程度。外の椅子、スツールで食べて飲んでも、トイレ洗面所利用もマイペンライ。至極便利で寛容。いいぞ、タイ王国。料金表はこんな感じ。Group Cの種別で 1日券は120Bだ。本店と比べ、約半額で、これなら軽い日はこっちでいいやとなって最近3,4年は両施設を併用だ。そういえば最近、奇妙な新ルールが適用された。水はジム内で小ボトル一本10Bで買ってくれとのこと。わざわざ、外で買って持っていく必要はなく、外部からの持ち込みは禁止となる。変だが、何か大人の理由があるのだろう。

タオルの有料貸し出しもあり、服装もシューズも特にうるさく言われたことはないが、こんな寛容な施設でもエチケットはわきまえて利用したいな。尚、隣にはプロテインシェイク屋まであるぞ!本当に手ぶらで行ける。必要な人は是非、利用してみては。

ブッカオタラートを知らない人はいないと思うが。。。最後に市場犬と簡単な地図を。