この物件も今更感が拭えないが、秀逸なカフェであることは確かなので挙げることにする。
今迄、何度も述べてきた通りパタヤは食の激戦区。
毎日のように興味を惹かれる対象を目にするので、無意識に調査する対象にフィルターをかけてしまう。
優秀だが単なるありふれたカフェ・レストランの範疇に入る当物件は、必然的に後回しになっていたが、久しぶりに再訪してそのクオリティーに思い直してみた次第だ。

内装は白を基調としたインテリアで綺麗にまとまっていて、静かで明るく涼しく居心地は非常に良い

Jasmine coffee&Restaurant、所在はサードロードからブッカオ常設市場に延びるソイ・19の入口の角にある。
サードロードからソイブッカオに入る主要経路のソイ19

多くのパタヤ修行僧にとっては主要生活圏内のど真ん中で、これ以上無い程の便利な立地だろう。
ブッカオ町民の飯処の常設市場から5分程の余裕の徒歩圏内。。

店内同様、店舗外観も白を基調に纏められていて、見るからに落ち着いた雰囲気のテラス席。。

Free WIFIの表示を横目に中へ入ると、店のマスコットキャラクターらしきマリオの姿があるが、私の興味はウインドウ内のケーキ類に向かう。。

店舗との関連は不明だがマリオの姿が

店舗入り口には、同じくマスコットキャラクターらしき鉄腕アトムも居たが、店との関連は不明

綺麗で旨そうなケーキ類が並ぶ。未確認だが個別ケーシングに入っているところを見ると、恐らく外注だろうが構いはしない。値段は100バーツ前後で高めの設定に

訪れたのは午前10時前、他に客は一組のカップルとテイクアウト客が、後に来店した程度。
営業時間は午前9時から午後10時となっているよう。
店内は充分に広く、テーブルは大小含めて10セット程が配置されている。
静かな店内は明るく清潔で居心地は良く、寝起きの単独・カップルの朝飯用途にうってつけか。

染み一つない白いテーブルクロスが眩しく、爽やかな気分になる。運営が上手くいっている証左だ

ぱっと見、主要ドリンク類の値段設定もユーザーフレンドリーな妥当な水準。バンコク都心ならまだしも、パタヤで(短期リゾート客向けを除き)コーヒー一杯が100バーツを越えると敬遠されてしまう

一番奥の静かな席に陣取り、メニューを吟味すると。。
一般的なタイフードと定番朝食メニュー、それにファラン系洋食が用意されている。
朝食メニューが100バーツ前半から、洋食の方が100バーツ台後半からで、タイフードは軒並みそれ以上。
市価の少なくとも2倍以上に設定されて割高感が拭えない。
ローカルフードなら、それこそ手を延ばせば簡単に届く程、付近に無数に存在する。
此処でわざわざ頼む意味は薄れるだろう。

ラムステーキ・300gが320バーツ、ポークスペアリブが189バーツ、Tボーンステーキ・300gが320バーツ。。。。

シーフードソムタムが120バーツ、挽肉バジル炒めが120バーツ等、ローカルディッシュは市価に比べて高めの設定

ポークチョップ・169バーツ、シェフサラダ・159バーツ、フィッシュアンドチップス・180バーツ等

Small Breakfast・110バーツ、American Breakfast・149バーツ、English Breakfast・179バーツ等

朝食メニューの設定も妥当な線だが、沈没ファランの本拠地ソイブッカオの水準と比べると、10-20バーツ程高めの設定か。。

ツナサラダ・119バーツ、朝は軽く、普段は不足しがちな冷たい生野菜を安心してバリバリと行きたい時にはピッタリかも

食後のコーヒーも美味いので、つい魔が差して。。ココナッツケーキ・95バーツ、甘―かった!

他に気付いた特異点はWi-Fiの速さ。
ノーマドワーカーにも対応できる感度と速度で食事を兼ねて来店した後、店内の静寂さと相成り、しばし作業に没頭できた良環境。

供されるドレッシングやマヨネーズはファランスタイルで少し甘め。。合わなければ塩や胡椒でもかけて調節するまで

最後にもう一つ、良店はトイレにも気を抜かない。
清潔に管理され、備品も細部にまで気が配られていて気持ちが良い。
以上が Jasmine coffe&Restaurant サードロード沿いの一号店のレビューだが、訊くところによると、付近に2号店があるという。
立地環境面を除き、実質、運営面ではほぼ同一だと言うので次回の機会に調査しようと想う。

抜群の立地なので午前中の静寂な環境、または灼熱の午後に一時の涼を求めて、それか雨天時の緊急避難先としても使えると想う。
パタヤで活動する上で、知っておいても損は無い物件なのは確かだ。