主要観光地を大半を擁するバリ島南部 Badung地区の行政府は、同地区内のクタ、レギャン、スミニャクの主要ビーチにインターネット接続環境を整備する計画を明らかにしている。
11月27日、Badung地区情報通信局長がインタビューに応じたところによると、主要観光スポットであるこのエリアにて観光客のみならず、周辺住民をも含めたデジタル情報リテラシーを改善することにより、その経済発展を促進する狙いがあるという。

同時に公共的アメニティー、シャワーや装飾的な照明設備、歩道整備なども計画に盛り込まれているらしい。
これらに加えてクタビーチに24時間営業のカフェ、各主要ビーチに地域の伝統に即した象徴的なモニュメントを設置、更に高さ19mの津波避難タワー等もアクションプランに包含されている。

近年、曲がりなりにも整備が進み、急に洗練された姿に変容してきたバリ島のビーチ。一昔前までの混沌としたバリビーチ特有だったあの胡散臭さは霧散している スミニャクビーチ

Badung評議会議員が続ける。。

”我々は公共施設整備事業体、情報通信局と協議を進め、これらの空間的な再開発計画を策定している。これらのインフラ整備は2021年度中の完了を目指し、コロナ後の観光産業の再起動に繋げていきたい。”

デジタルエイジ新時代5G汎用化前夜の今日。
既にネット接続環境は開発途上国の東南アジアでも、電気水道と同列の基本的な社会インフラの位置付けだ。。
バリ島の空港でも、到着と同時に空港フリーWi-Fiに接続しなくては何かと不便を強いられる。

(入国管理官に説得力のある滞在先情報を提供できなければ、時に困ったことになることも)

数年前には、域内競合ビーチリゾートであるパタヤビーチでも公共ビーチフリーWIFI環境が整備されている。

(元々、高速インターネット環境がかなり整備されているタイなので、その使い勝手はしらないが。。)

空前絶後の逆境に喘ぐ東南アジアの各ビーチリゾートも、コロナ後の再稼働を見据えて着々と計画を進めているという訳だ。。

近年、再整備の進む東南アジアのビーチリゾートは、何処も外観が似通ってきている。。パタヤビーチロード

コロナパンデミックにより現在停止中の国を跨ぐ世界の観光。。
晴れてそれが解禁となった暁には、これまたドエライ短期観光需要が出現すると言われている。。(私個人もその中にガッツリと入る筈だ。。)

専門家では無いのでそのパイの大きさには見当もつかないが。。
そのパイを巡り、東南アジアの観光産業は国地域を巻き込み熾烈な競争を繰り広げる事に。
実際、私も一刻も早い波乗り修行再開の為にバリ島帰還を先にすべきか、それともパタヤ武者修行を優先すべきか非常に悩ましいジレンマに陥っている。。

私の本分の一つである波乗り修行もオアズケを喰らって既に11ヶ月にもなる。未だかつてこんな長期間にわたり海から離れたことは無く、無事に復帰が出来るかは未知数で不安にさいなまれている

(何とも能天気な空想に耽っていると言われれば身もふたもない。しかし、その前にコロナに感染せずに何としても生き残らなければならない。お楽しみはその後だ。。)

もし仮に復帰が叶わなかったのなら、その時は堕落と退廃の波に身を任せてしまうのも手かもしれないが。。通常そこから先は闇へと続く道で片道切符になるので、それはそれで別種の覚悟がいる

なにはともあれ。。今度、バリ島のビーチを訪れる時は少なくともWIFIは繋がり易いだろう。。