昨日に引き続き、閉鎖命令発出後のパタヤ市況を届けよう。
最初に今朝、時刻は午前10時頃。
毎朝の儀式の朝飯漁りを兼ね、ざっと街を流してみると。。

清々しい朝だがローカル達の表情は曇りがち。刻々と迫る最初の月末、誰にも等しく請求書の波は容赦なく訪れる。。。治安状態に注意を払う事と防犯意識をアップデイトしておくことだ。

その短い時間にも関わらず、キャリーバックを曳きながらどこか晴々とした表情で移動する若い女性達を数人程、目にした。
出稼ぎで来ている嬢達の帰省が本格化だ。
店側に挨拶している光景もチラホラ。。
見送る方も表情は複雑だ。

使われる方は仕事が無いなら帰る方がマシという事だろう。
収益がストップしながら物価の高いパタヤの街に居続けるのは全くの不合理、中にはその帰る資金にも苦労する嬢も居ると。。

ついにソイブッカオで感染者が出たのかは定かではないが、通りの消毒清掃作業が突如、始まり周辺は混乱し始める。

効果のほどは全くの未知数だが。。。衛生局の役人らしき人の姿、交通規制役の警官も見え、当局側も前代未聞の大災厄を前に何かをやらずにはいられないのかもな。

朝飯を前に突如として始まった放水作業に、客と店員全員で動画撮影大会。。みんなでインスタ動画かよ! 表題は今年のソンクランだと隣のファランが呟いていた

そのまま通りを進みソイブッカオの南側終点へ。
恒例の火曜金曜市場は開催中だ。
しかし、いいのか?この密集体系。。
でも、別にいいのか? 生活関連物質の商いだからか。。
考えれば一種の娯楽産業でもあるような気がするが。。

ソイブッカオ火曜金曜市場はいつも通り開催中、人の出はやはり大体、3割減程か?

まあ、その辺のあやふやさはタイでのお約束、、彼らが決めることだ。
それに異論があるなら近寄らないこと。

そう言えば昨日訊いた話なのだが、感染が急速に広がっている欧州のスペインでは現在、なんと波乗りが禁止されたらしい。
自身が敬虔な波乗り修行僧を名乗る私には聞き捨てならない事案だ。
更に詳しく訊いてみたところ。。
波乗り自体は海上で行い、他者との接触も少ない活動で問題はないとされているらしいのだが、その後に人が集まる機会が増えることが問題視されているのだそう。
確かにそうだな!海から上がったら、先ず疲れを癒さなければならない。
食事なり、泊まりなり、飲み?或いは呑みか?
仲間たち同士で慰め合うのが常だ。
まして寒冷な気候の欧州、しかも季節は冬の荒れ狂う大西洋の波だ。

昨夜のブッカオ常設市場の様子。突如、仕事場を失くした娯楽産業従事者達と行き場を失くした客達が意気投合し、現場はいつも以上の大盛況 笑

西洋的合理性を信奉して道理のかなった判断を下す欧州共同体よ。。
流石だな、、ちゃんとやらないとイタリアの二の舞と考えているのかもしれない。

ついでに昨夜遅くのLK Metroの様子がこちら。

足を踏み入れるのを躊躇う程、真っ暗なLK。。深刻なのは、むしろ経済が停止し始めるこれからだ

普段は煌びやかなネオンが眩しいLKメトロだが。。何かこう計画停電中みたいな闇と化して。。。

ビーチロード方面はというと。。。
人の出は通常の半分以下、それにも関わらずそこに立つ回遊魚は展開していて、生息総数は着実に減ってはいるが、これから逆に増えていくと予想する向きもある。

昨夜、午後10時ごろのパタヤビーチロードの様子。毎日の推移を見ていると、観光客の数は着実に減ってきてはいる

各国の検疫措置などで帰国難民が多数滞在している現在のパタヤ市。反対に入国は厳しく制限され新規観光客は望むべくもない。この先、どうなるのだろう。社会不安は不可避だと想える

いずれにせよ個人レベルのパタヤ修行は依然として可能だが、ここに大きな問題がある。
唯一無二のマッサージ大国のタイだが、なんとトラディショナル・マッサージ系の店舗は閉鎖中だ。
マッサージの無いタイなんて想像できるか?
建国以来の一大惨事かもしれない。。
私も毎日こうして足を棒のようにして歩き回っているのだが、マッサが無いとなると正直ツライ。
こんな前代未聞の事態など予想できる筈もなく、お気に入りの嬢の連絡先を確保しておかなかった事を遅ればせながら後悔している。

色々と低空飛行を余儀なくされているパタヤ市の現状だが、パタヤ修行自体は依然として可能なレベル。。
昨日か? 日本からのタイ入国者には発行後72時間以内で英文の健康証明書の提出が課され始めたと聞く。

それでも来ようする敬虔で命知らずな巡礼者よ!
パタヤは平和で修業は毎日可能だ。
もし、それが聞きたいことなら声を大にして言おう。
見ての通り、此処は平和だ。。