約2か月ぶりにパタヤ帰還を果たしたわけだが、バリ島と比べて何が一番良いかって?
よく訊かれる質問だが。。
それは飯! 一にも二にも飯だ!

タイ版の焼き鶏か?店によってスタイルは千差万別だが、これが嫌いな人は居ないだろう

滞在時間を比べればはるかに長い時間を過ごしているバリ島の食文化をこき下ろすつもりは毛頭ないのだが、当ブログで何度もこれまで述べてきたように、料理食品の完成度がタイの方が数段上をいくと感じるのは異論を差し挟む余地はないと想う。

2日前の私の朝飯。早朝の波乗り修行を終えた直後、まだ午前8時前後なので界隈はフル稼働とは言えない中、手に入るのはこのような地元手弁当のナシ・ブンコス位しかない

世界5大クイジーヌにも入ると言われるタイ料理だが、一言では言い表せないくらいの領域、バリエーションがあるのは周知のとおり。
値段も下から上まで無限に広がっている。(私が得意としているのは勿論、下の方だが!)

インドネシアにも無数にあるワルンだが明らかに違うことが2つある。一つは手際のよいタイ人、待ち時間が格段に短い点。2つ目は材料の準備を事前に済ます下拵えの概念だ。

そんな移動直後の私だが、睡眠不足や波乗り修行からくる圧倒的な疲れもあり、あまり食欲がない。
そのような時に長年にわたってお世話になっているセントラルパタヤロードの夜間限定麺屋ワルンを紹介する。

遅い時間に夜な夜な人が集まるセントラルパタヤロード。元は界隈で働き、終業したローカル達の需要を取り込み集積していたのだが、近年は観光客の利用も目立っている

このエリアはマンゴスティッキーライスの名店や果物店があり、昼間から人通りが絶えず、近年はインド人関連のビジネスの集積が目立っている。
所在はセントラルパタヤロード沿い、セカンドロードとソイブッカオに挟まれたエリアだ。

この手の物件の例に漏れず、店舗業態の情報は判らない。
私のタイ語能力では訊くのも面倒、英語で聞いても恐らく同様で、仮に流暢なタイ語で聞いても得られる応えは夜に開店、深夜に終了ってとこだろう。
遠目で見てやってれば開いてて、やって無きゃ閉まってるって至極当然な業態だ。
ただ、黄色い看板と器量と手際のよいお嬢さんがやっているのが目印。
私が見る限り、この時間の頃界隈で唯一の汁ソバ屋だ。

カオカームー=タイ風豚足煮込みご飯や、カオマンガイ=タイ風チキンライスもやっている

麺にするのなら、先に面の種類を選ぼう。私は通常、黄色中華麺のバクミー派だ

夜食として申し分のないあっさり薄味スープ、小ぶりな分量でアルコールに痛めつけられた胃袋にも優しい。私はこれを喰って寝るのが定番だ。敬虔なパタヤ修行僧の深夜の修行に向けての燃料補給にも、うってつけだろう

夜嬢達も就業の前後によく利用しているようだ。周囲には深夜営業する両替商、カフェ、コンビニ、カットフルーツ屋台、これまた便利な一口サイズの串焼き系等。。寝る前の腹ごしらえにちょうど良い物が集積している

寝床に向かう人々を夜な夜な取り込む、夜10時頃になると賑わう何かと便利なエリアだ

汁ソバや鶏豚飯でサッと腹ごしらえしたら通りを渡り、カットフルーツでお口直しをすると良い。
季節のフルーツが一食分に剥かれパックされている食べきりサイズで、道具や手間要らずの優れものだ。

珍しく直球ストレートのド偉い上げ底に嵌まった私、35バーツ。抜け目ない老女め! 皆さんの気をつけて欲しい

以上だが、不夜城パタヤで作戦行動中の皆さん、夜9-10時以降の手軽な腹ごしらえエリアとして覚えておいても損は無かろう。。