最近、勃興著しいホテル・チェーンのOYOを知っているだろうか?
知っているもなにも、バンコクやパタヤなどでは、もう既にそこら中がOYO物件に鞍替えしている。
凄いと想っていた矢先、日本に一時帰国したら私の地元にもいつの間にか進出していたので唖然とした。
この様な急成長を遂げる企業グループが、空前のインバウンド需要に沸く我が国の市場をみすみす指を咥えて見逃す訳はないと言う事か。。。
どの領域においても、新進の新興勢力は何事に於いても動きがスピーディーなのだろう。
OYOについて御存知ない方は、こちらからどうぞ。
同じく東南アジア地区で広がったフランチャイズ・ホテルチェーンにレッド・ドアーズ、 Tune Hotels、(Red planetなどもそうなのか?) 等があるが、エアアジア式の細々した料金体系や狭い客室、画一化されたサービスなどのレビューが目立ち、あまり印象は良くない。
そんな訳で今回、長年馴染んだ静かなエリアにちょうど良いOYO物件を見つけたので運営内容のチェックを兼ねて泊まってみた。
物件の名前は、OYO438 Home 24となっているが、元はNB アパートメントという名前だったらしい。
立地はパタヤ・クラン、一般ツーリスト系の2-4つ星ホテルが集まるエリアで、近年のターミナル21パタヤの開業に伴う街の賑わいの、北方向へのシフトを鑑みればなかなか便利なエリアだ。
このエリアは元から遊休地が多かったのだが、やはり急速にホテル建設が進行しているエリアだ。
静かな環境を好感していたが、最近は油断ならない。
急に隣でホテル建設や大型工事が始まる可能性は常にあるので、長期予約などを入れる場合は事前の確認を薦める。
(急に付近にカラオケ・バーなどが出来ていたらホテルライフは悲劇的だ。耳栓が入用になる)
客室を見てみよう。
今回、アゴダでとったのはデラックス・トリプルルーム34㎡とあり、バスタブ付きだ。
値段は、なんと一泊千円台前半。(コロナ災禍の影響だろう。。)
ソファや作業台スペース等はなく、その点は不便。
その代わりにバスルームがこの価格帯にしては秀逸だ。
他には、ソコソコの広さのバルコニーだが、残念ながら眺望は期待できない。
電源アウトプットは充分、部屋は物理的鍵、電源カード、建物進入口ドアの開閉に併用。
一番のマイナスポイントはエレベータ無しで、私は最上階の5階利用だったので毎回息が切れた。
WiFiは勿論、フリーで速度感度共に通常の使用には充分耐えるれべるだが、大容量データの移送はお断りとある。モニターしているので違反した場合は当事者のwifiアクセスを無効とすると警告が張り出されている。
もう一つのマイナス点として、コンセント、キャビネットはあるが、ベットサイド照明の類がなく不便だ。
他に欲を言えば、人によってはケトルやセーフなども欲しいところだ。
勿論、ハウスキーピングは毎日、バスタオルと水ボトル2本を支給。
まあ、コストを考えれば充分に満足いく物件だろう。
概ね、レビューも高い方だ。
他にさしたる特徴は無いが、バックアップ物件として記憶しておこうと想う。