バリ島の民族的庶民食のアイコンと言えばバビグリン。
早い話がバビ=豚の丸焼きだが、当然の如く島内の至る所にある。

昼飯時ともなれば、どの店もローカル達で賑わう。。。イスラムの大海に浮かぶ孤島のバリだが、、当然、バビ店の利用客はバリニーズか、物好きな観光客だけか?と思いきや。。。あながちそうでもないような雰囲気も。。しかし、この辺は微妙な話題なのでこれ以上は触れないでおこう。。笑

そう、石を投げればナントやら。。
目を見開けば、廉価店から高級店まで本当に多数のバビグリン店がある。
そして各店舗がそれぞれの個性を持っている。

(バビグリンの旨いトコ、、何処か知ってるか?)

バリニーズや在住外国人に訊けば、必ず各人がとっておきの店を教えてくれるだろう。今回は、ブキット半島中央部のウガサン・ジンバランエリアで根強い人気を持つ地元系バビグリン店を紹介する。

私にとって乾期の仕事場ウルワツに向かう途上にあり且つ、交通渋滞の名所でもある立地なので、中々それにあり付くことが出来ないのだが。。
しかし、チャンスがある度に必ず寄る事にしているバビグリン店だ。

特に早朝の出来立て時は、フレッシュで本当に旨い。
ジューシ―な肉質と豚油の香ばしさ、各種香料が良く効いてスパイスアップされたスープが付いて。。
よく海上がりに、腹を空かせた同僚サーファー達と2皿づつ食する事もある。

(肉食系の屈強な西洋人達だ、彼らは肉をガッツリと食べたがるのは致し方ない。。)

営業時間は、朝8時から夕方まで。。(この辺はバリスタイルで!)
バビグリン店によくある、悪しき慣習の2重価格提示。
外国人や部外者と見るや、必ずボろうとすることの多い不透明価格の権化、その代表がバビグリン店だが、この店では概ね平気なようだ。
一皿2万5千ルピアの鉄壁価格。(飲料は別)

他のバビ店を訪れる時は、是非注文前に値段を訊こう!
ローカルの参考価格は何処も一皿、大体2万5千ルピア前後だ。
それを念頭に於いて各価格に納得の上、食べて欲しい。

参考に過去記事で紹介したバビ・グリン店をこちらに。

広い店内、混雑時には席が埋まる程。隣に予備的ホールもある。

素朴でトラディショナルなバビグリン店なのだが。。何故、こんなに人気があるかは不明だ。

所在は先に述べたが幹線が交わる3差路で、更に悪いことにその角にガソリンスタンドがある。
しかもバリ島最大のウダヤナ大学のキャンパス点在エリアで、若者達がその混乱に終日に渡り拍車をかけているので、交通には充分注意してほしい。

車もバイクも周辺に隙間を見つけて随時、駐車するべし。店舗前から三叉路を望む

素朴でシンプルな地元店舗だが、有名店まではいかなくとも有力店ではある筈だ。
ウルワツ方面への行き帰り等に、サラッと寄ってバリ民族的食遺産に舌鼓でも打ってみては如何だろうか?
例え舌に合わなくとも安価だ。
土産話位には成るであろう。