食べ物関連の写真が大量に溜まっていく自分の画像クラウドスペースを眺めていて想ったのだが、東南アジア滞在の大きな喜びの一つは食だ。私も日夜試行錯誤を繰り返して出来るだけ美味しい物を見つける苦労を厭わないが、その苦労自体も意外と楽しいものである。再訪を誓う店、忘れてしまいたい店、個性的な店など枚挙に暇がなく、本当に面白い。
発展著しい新興都市に滞在する為か各地店舗の入れ替わりは激しく、日頃から注意を怠れない。ダメな店がすぐ消えていくのは勿論のこと、美味しい店までも何故か知らないうちに消えてしまうこともある！ 移転の場合も多々あるので油断ならなく、日頃からの定期的な利用がカギだ。
しかし、対象は無数にあり、最初は途方に暮れるばかり。特に短期滞在者にとっては時間機会と資金は貴重だ、そう度々外してばかりはいられないだろう。
バリ島の庶民飯、好き嫌いの意見が分かれる手弁当のナシブンコス
そこで役に立つのは、同じ文化的背景を持ち、嗜好の近い人物による蓄積された経験データや意見だろう。
近年、同胞達による秀逸なグルメ系レポートが数多く発信されているが、私にも微力ながら少しは出来るのではと考えた。３０年間ほど外国で食事を続けて今日に至っており、現在では最低でも美味い不味いは分かっているつもりだ。（相対的にB級が多いですがね！ 汗）
但し、蓄積保持している記憶やデータは膨大なので、とりあえず、直近の過去記事で紹介した物を中心に、簡単に画像と所在情報を付けてサマリーとして出してみることにする。
ターメリックで淡い黄色に色付けられたご飯、ナシ・クニン（黄色）と呼ばれている。インドネシア バリ島
出来るだけ綺麗な写真を選んだつもりだ。美味しそうに見え、たとえ少しでも試してみたくなるのなら筆者としては幸いだ。 では行ってみよう。
ノースパタヤ・ロード ソイ4入口にあるソムタム・ナムアンというローストチキンや正統派タイ料理全般、シーフードを取り扱う地元店。最近開業したTerminal21からも徒歩圏内。高品質で地元価格が嬉しい優良店。
サウスパタヤロード、特徴的なフレンドシップ・スーパーからほど近く、3棟連続しているカオマンガイ系飯屋群。
その場で牡蠣をを割ってくれる。当初は警戒して全く食べなかったのだが、知人の毒見後に試してみる気になり、3回程食べたが問題は起きなかった。身がプリプリだ、付近でマナオ（コブミカン）と醤油を買うべし！
ジャラン・ウルワツのドリームランド入口から2km程進んだあたりにあるワルン・アユ。写真は人気ブレックファストメニューの一つ、スマッシュパンプキンとカスタムメイド・スパイス野菜ジュース。世界史に影響を与えるほどの香料産出国のインドネシアならではの、豊富なスパイスを駆使して作ってもらえる野菜ジュースは絶品。連日、意識高い系の若い西洋人で混雑し、にらんだ通り、近い将来の2号店出店に向け準備が進んでいる。
タイ全土に展開している大手スーパーチェーンの Foodland に入っているTook Lae Dee レストランは２４Hオープンが多く、大変重宝する。どの店舗でもコーヒーは安定して旨く、ファラン御用達の朝食スポットだ。画像はターミナル２１パタヤに入っている店舗。広々した明るいホールに外国人慣れしたスタッフ、明るく快適な客室環境なので気に入っている。
パタヤの通称ソイ・エキサイトにある秀逸なコンチネンタル・ベーカリー、早朝５時から開いているらしい。フレッシュなパンが嬉しい、ファラン御用達。朝にピッタリなベーカリーレストランのメニュー・バリエーションはパタヤでもピカイチだ。
バリ島をメインに展開している海鮮中華レストランのラオタ。屋内の生け簀で活魚を取り扱い、私がバリ島でシーフードを食べる数少ない店だが、同時に飲茶も美味しい。バリ島南部エリアに３店舗を展開する。
庶民派、且つ清潔で品質が高く、値段も標準で文句なしの地元のジュース屋台。新鮮な野菜果物をお好みのまま指定でき、使用器機をブレンダーまたはジューサーから選ぶことが可能な、珍しくも見事な差別化が成功している。故に行列が出来てしまうのが玉に瑕だ。
バリ島で現在、一番のトレンディーエリアのひとつであるクロボガンのお洒落な田園カフェNook。この新しい概念の火付け役の元祖で、水田に囲まれ、意識高い系ヘルシーメニューが豊富なカフェだ。周囲に類似店舗が増殖中なのも見逃せない。連日、アジア系、西洋系を問わずに若い観光客が引きも切らない。
異論を差し挟む余地のないジェラート・アイスクリームの実力店のGusto gelato。国内の観光客が外島から大型バスで押し寄せるほどの人気店だ。他店と一線を画すジェラートの種類数は見事の一言。毎回、選び出すのが困難だ。
パタヤとバリ島 普段使い用 B級グルメスポット その２ へ続く。
