いくらご機嫌のパタヤライフでも到着後、暫く経つとフッと暇を持て余す時が来る。一通りのニーズ、必要事項を処理してしまうと特にそうだ。若かりし頃ならまだしも連日連夜の連戦連勝?連敗か?まあ、少なくとも連射だろうが、、もうそれは望むべくもない。個人で感じ方、容量?なんのだ?が違うだろうが私の場合は朝起きて感じる、今日は休漁にしようと。装弾補給をせねば、で、どうする?本日のハイライトを朝から早々に延期を決めるが、丸一日、15時間程あることになる。飯食って、マッサ行って、午後の暑い時間あたりがどうするかということになる。なるべくなら屋内の涼しいところ過ごしたいが買い物もすでに見慣れたパタヤ、特に買う必要のあるものはないはずだ。そこでピッタリの映画鑑賞となる。

パタヤにはノースパタヤのマリーナ、ビーチのセンタン、アベニューのメージャーシネプレックスと3ヶ所の映画館がある。(:追記 2018年10月よりTerminal21が開業して一つ増えた。)3つとも2km余りのエリアにあって各館で微妙に上映時間、作品がずらされていて対応幅が広く至極便利だ。一番大きく収容人数、上映作品数も多いのはやはりセンタンだが、故に必然的に混み、バイクを停めてさっと入ることが出来ずに最上階の映画館にたどり着くまでに時間と手間を要するのが大きなマイナス点だ。未確認だが他館より料金が高く設定されている感がある。封切り直後の大型作品で大型スクリーン、高品質音響映像システムなどを考えれば当然だが。下はこじんまりしたアベニューメジャーシネプレックス入口

南パタヤ地区アベニューのメージャー系シネプレックスはその点秀逸だ、センタンが出来て没落モール(最近は新造語でdead mallともいわれる)と化したアベニュー、いつ行っても空いていてテナントも撤退トレンド真っ盛り。ほら、空いています。

よってスクリーンは小さいが、その分静かで若干、安価で建物の近くの裏口ならほぼ入り口横にバイクを停めることもできる。ノースのマリーナは最近利用していないがほぼ同じ状況だろう。下はアヴェニュー裏口。

日頃各館を流動的に使い分けているが、今度はざっとセンタンのSFXシネマを紹介してみる。ビーチロードから入る場合はソイ7,8付近にバイクを停めたいがこのエリアはバービア激戦区で欲をかきなるべく近くに停めようとするとスペースが見つからずに通り過ぎることになる。センタン手前のパタヤ警察署前は恒常的にバイクの取り締まりスポット。瑕疵がある場合は避けたいところ。反対2ndロード側もみんな考えることは同じで、夜間を除き至近にバイクを停められることは少ない。深夜上映時間のレイトショーで最も避けたいバイク駐車場所は、終演後に迷いながら全くの誘導なしでグルグル歩かされるセンタンの地下駐車場だが、雨天や深夜の駐車バイクのトラブルの心配は避けられる利点もある。バンコクも同様だがレイトショー終了の夜半過ぎになると館内は営業終了で閉館していて限定された通路、出口を通り外に出るのだがこれが上手くいったためしはない。通路の明記など皆無、誘導係も存在せずに迷路状態の建物内を右往左往、観客全員で迷う羽目になり、仮に火災でも発生したらゾッとする。ナンとかしてもらいたい。実際、最近バンコクだったか火災が発生したが幸い営業時間外であったので大事には至らなかったらしい。それに伴い、当局が一斉に国内映画館の防火体制を確認したら法令に合致している施設はほとんどなかったとニュースで読んだな。あー恐ろしい!深夜の映画鑑賞も命がけか。

ビーチロードからアクセスする場合、正攻法で正面入り口から入館しても良いが最上階まで辿り着くまでに時間と手間がかかる。そこで向かって右側にビーチロード沿いの外部から直接建物4階に繫がる便利なエスカレータがある。ここは何故かあまり知られていないようでいつも空いていし、上からの眺めはなかなか絵になる撮影スポットでもある。落日、トワイライトの頃がお薦め。

最上階のどっちかというとセカンドロードよりだが広々としたSFXシネマ、タイ全土に展開するものとさして変わりがない相変わらずゴージャスな造り、シートピッチもファランサイズ対応で広々、東南アジア他国の観客と違い鑑賞マナーもよろしく何ら問題は感じさせないタイ王国の皆さん、50年近くにわたり米国系消費文化を採用し近代化してきたタイならではのことか。いいぞ!タイ王国。

VIPプレミア席もあり、大きいサイズのソファーに踏ん反りかえりながら専属美人アテンダントのホスピタリティー受けながら、まるでマフィアの大物に多様な気分で映画鑑賞もできる。興味のある向きは是非お試しあれ。

最後にメージャーシネプレックス、アヴェニューのソイブッカオ方面からアクセスする裏口の簡単な地図はこの通り。地図上では異なる名称がついているがまさにその場所にバイクが停められ至極便利ですよ。