本日はいろいろあり忙しかったのだが、順を追って挙げていこうと想う。
先ず、予報では若干の下降と出ていた今朝のバリ島のサーフシーンだが。。
いつも通りに出勤しようとしたら降雨が始まる。
仕方なしにカッパを着込んで雨の中、惨めに海に向かう。
雨雲が光を遮り全く見えず、、しかし小さいのは判る。
帰ろうかと一瞬、悪魔の囁きが聞こえたが、10分程見続けてみると。。
慣れた私の目は、混沌とした海面に強い西ウネリが混じっているのを見逃さない。

風波に交じり、出所のハッキリしない中程度のウネリが時折割れる。その瞬間に上手くそこに居れば、心地良い波を堪能できるって寸法

いざ入ってみると、、意外と良い。
大潮の満ち潮の時間に入ると、2-3ftだったものが、4-5ftになりかける。
これぞ、波乗りに於いてのバリ・マジックの真骨頂。。
小さいと諦めて帰らなくて幸いだった。
時間の経過とともに、波数も人数も増えてきて。。
時折、雨も混じり気温の上昇が少ない分、風も吹かずに及第コンディションが続く。。
無風の4ftってところか?
結局、4時間もやってしまいヘロヘロになって退散する羽目に。

上がってから写真撮影をしていてもまだ良いのがわかる。大きすぎず、小さすぎずでちょうど良いが、癖のある波なのでその分、疲労も激しい

目に入る物は、とりあえずナンでもチェックするのが、波乗り修行僧の得意とする習性の一つだ

海から上がり、早速休息したいところだが、今日は外せない予定がある。
かれこれ一月程前になるか? 滞在許可の延長手続きを申請していたのだが、ようやく本日に新しい許可と共に旅券が戻ってくる日だ。
本日は、最近よく行くイミグレに再度出向き自身のパスポートを回収しなければならない。

深刻なコロナウイルスの災禍に絡み、未だに滞在許可延長を目論む中国人達がイミグレに押し寄せているバリ島。。一体、全部で何人が居るのやら? しかし、状況は劇的に変化している。。今度はナント、後ろ指をさされるのは私の順番らしい! ちょっと待て、、冗談キツイぜ! 私はここ60日ほど海に漬かっているだけだ。横浜なんて全然知りません!これぽっちも!

バリの入管よ! 全く何の権利があって個人の財産である我々の旅券を一月も留めおくのか?
いつもの事だが、、緊急事態で急いで出国する必要が出ると結構面倒だ。

朝4時に起床し、6時から入水して4時間も波に揉まれて、休む間もなくこんな交通状況の中、バイクにまたがり命がけで悪と強欲と汚職と非効率の殿堂、入国管理局へ向かう

インドネシアは鳥インフルエンザ発生地なのだが。。ふと気が付くと前方を走るチキントラックが、鶏関連のあらゆる廃棄物を空気中にまき散らしながら疾走している。。真後ろを走行するのはトンデモナイ感染リスクに晒されるはずだ。どうやらコロナの次は鳥インフルらしい

やっとの思いで入管に到着すると。。そこは黒山の人だかり。。しかも半数近くはマスクを着用しイラついた様子の中華人民共和国の皆さん達だ。私の修行はまだまだ終わらないらしい

まあ、色々あったがこれも我らがインドネシア共和国では想定内、1時間程待たされてから、めでたく滞在許可と旅券を回収に至った。

親愛なる読者様方の中にはバリ島滞在をなさる方も居るかと思われる。30日以上の滞在、各種ビザの申請などでイミグレを訪れる機会も有ろうかと。。
これがジンバランの入管事務所の建物外観です。多少わかりにくい立地、意外な建物外観なので記憶しておいてもよかろうかと思います

長い一日、全て終わるころには午後も中頃になってしまった。
未だ、海況は良く日没前は期待できるでしょうが、昼寝も休憩もしていない私はもう疲労で使い物にならずだ。

疲れているので朝飯兼昼飯はこれで。。バリ島名物のバビ・グリン、、燻した豚の脂が香ばしくて癖になる

今晩は長い時間睡眠をとり、明日に備えようと想う。