昨日の疲労が色濃く残る中、まるで仕事のように朝の所定時間に起き、支度をして出勤する。
私のバリ島雨期における波乗り修行の通勤時間は5分程で済むが、業務開始地点までの道のりはそれ程近くはなく、更に20-30分の時間を要す。
定時に沖に到着し、その朝の業務開始。
無風、快晴、極低潮位、風うねりの2-3ftで、とるに足らない単なる消化作業的コンディションで、持って出たのは最小の板。
波には昨日までの力がなく、退屈な波だがそれも概ね予報通り。
待てど暮らせど、食指を刺激されるような波は来ず、5-6本の波数を手早く纏めて退散を決める。
帰宅し食事を済ませ、昨日の疲労を消し去るために足りていない睡眠を補い、昼過ぎに再度、海況チェックに行って驚いた。
なんなんだ? どこから来た波なのだ?
出所不明だが、予報が良い方にハズレたのか?
それにしては不可解な大き過ぎる差異だ。
近年、更に精度を増している波乗り系気象サイト。
こんなハズレ方は非常に珍しい。
何人かに意見を求めたところ、、考えられるのはオーストラリア北西岸のサイクロンからのチャートに出ないウネリじゃないかと。。
そうか、そういうことかもしれない。。
急いで戻り、大波用の装備を準備して夕方に備え待機しよう。。
鼻から諦めていた本日だが、どうやら嬉しい僥倖にありつけそうだ。
後のセッションに期待する。