KLイチの繁華街といわれるBukitBintang、特徴的な名前だ。ブキットはマレー語、インドネシア語で半島の意味、プーケットもこの語から変成したものと言われる。ビンタンは星、ビンタンビール=星が描かれているな。かなり前だったかKLモノレールの駅がブキットビンタンコカ・コーラとなっていたな、発音すると妙にしっくりくるネーミングライツだなと想ったのを覚えている。なるほど都会だ、昼夜を問わず賑わっている。

この街についてはあまり詳しくないので細かいところは他の諸兄ブロガーに任せ、今回気に入ったメシ処とちょっとした所感だけに止めておこう。先ず、SaharaTentレストランだ。中心地で食事、シーシャ両方を探してヒットした店だ。著名人も訪れると記述があり、それなら外すことは無いとふんで行ってみたら期待通りだった。

面目ないが店舗外観を撮影し忘れた。半屋外のテラス席がこの通りだ。

一般に中東レストランは軽い昼食軽食から多人数での夕食までちゃんと対応できる。もちろんシーシャお茶だけ用途でも全く問題ない。センス溢れるデザート類にはいつも興味をそそられる。いいぞ!アラブ文化よ。店内には要人、著名人の来訪歴を示すものが飾られている。マハティール現首相もあった感じだ。当初シーシャブレイクで入ったのだが出てきたものとシーシャがあまりに上質だったので結果、短期KL滞在中に3回、もしくは4回か?利用してしまった。店内の雰囲気も良くデコレーションも上品だ。

中東料理は近年、良く利用する割には知識がなくうまく説明できない。しかし、シーシャは良しあしに関しては分かっているつもりだ。シーシャはアラビックレストランがダントツだ。最近、各地でカフェ、ナイトクラブ、汎用多国籍レストラン等がシーシャをサーブしだしているが工程、管理、材料、機材、出来上がった味、品質ともに良い目の中東系レストランに勝るものはない感じだ。プロに任せておけということか? シーシャは陶器にで出来た皿にフレーバードなタバコ葉を入れその上にアルミフォイルで蓋をして赤い炭をのせるのだが、ここが問題でタバコ葉を焦がさないで蒸すようにするのが腕の見せ所だ。店によってダブルフォイルにしたり、風よけ、風防、網などを使ったり工夫がされている。さらに使用後の吸引部、パイプはもちろん水入れの洗浄も大事だ。

近年、我が国でも大都市を中心にシーシャ店が増えてきている感じがする。彼らも良く研究しておりなかなかの仕上がりになっている印象を受ける。強いて言えば 簡単に作れ本格的である紅茶にフレッシュなミント葉を入れるだけのミントティーなども出してくれればいいのだが。でもあっぱれだ我が同胞よ、引き続きそのまま精進してくれ。

ついでに興味をひいた事柄が至近にあったので寄って観たのでリポートする

今から数か月間程前になるか2018年中旬に、(10億円余りの公金投入。)という目を引く見出しで主にネットニュース上が一瞬ざわついたのを覚えているだろうか?ちょうど時を置かずに当該都市であるKLを訪れて実際観てみたので載せてみる。当ブログでは政治的、宗教的な事柄には踏み込むつもりはないので常に中立でいたいと想っている。あるのは私自身の個人的見解だけだ。

この件は第二次安倍政権が政権発足当時(2013年)から続く国策でクールジャパン、そういえば当時、良くもてはやされていたなこの言葉が。どうやら海外における日本、日本文化産業の国主導の啓発活動くらいとしかイメージできていなかったが。実際をリポートした優れたブログ、ニュースがいくつか出ているので興味がある人は各自検索してみてほしい。キーワードは クアラルンプール、伊勢丹、ジャパンストアー、クールジャパン、10億円の公金投入、あたりで簡単にヒットする,,削除されていなければ。この文章を書いている時点ではまだ健在だ。どこかの隣国ではない、自由な意見表明は我が国ではまだ保証されていて幸いだ。以下に画像を載せてみる。後は各自で考えてみてくれ。

どうでしょうか? 立地は人口3100万のマレーシアの首都クアラルンプールの一等地、ブキットビンタン地区でそのまたど真ん中で駅の真ん前だ。超一等地ということだろう。日本ブランドのシャンプーとコンディショナーも並んでいたな。国内では普通にドラックストアーで買うことが出来るアイテムじゃないか?広大な店内はほぼ無人で手持ち無沙汰の店員と暇を持て余した警備員だけで物音ひとつせずに静寂で異様だ。それでも彼らはじっとしていて場所柄、時折迷い込む私のような観光客を遠目で追うくらいか。彼らの身なりは良くきっと高給が払われているのじゃなかろうか?ノーマドの分際で声を上げるつもりは更々ないがその資金の出所を想うと何とも釈然としない気持ちになるのは私にも多少、祖国に対し愛国心がまだ残っているのだろう。少子高齢化を先頭を切って進む我が国はどうやら大増税時代に突入せざるを得ないようだ。ならばちゃんとやってほしいと願うのは納税者共通の想いだろう。この簡単なブログリポートが極小さな一側面でも皆さんの知る助けになるなら幸いだ。