クアラルンプールいちの繁華街エリア ブッキットビンタン地区のザフロホテルアンドギャラリーを利用したので書いてみる。ホテル全体が名前の通りギャラリーとなっていて各客室も個々のデザイナーのコンセプトに従って造られているデザインホテルとでもいうものなのだろう。綺麗だ、ロビー階など暫く見入ってしまうくらい良く出来ているし、清潔に保たれていて機能にも問題はない。フィギア類、私は詳しくはないが好きな人には良いのでは?

ロビーは静かでフロントスタッフの女性、ドアマンともにとても礼儀正しい。

客室は各室が個別にデザインされているようで自室以外の様子は判断いたしかねるが恐らくちゃんとしていることと思われる。ただデラックスでも14㎡とかなり小さめなのは一国の首都地域で中心繁華街エリアで一泊3000円以下という条件では致し方ないのだろう。相対的に安価なタイのホテル料金と比べてもがっかりするだけだ。チェックイン時にデポジット、新設観光税10リンギット1室/1日相当額を払い込む。税金はとりやすい外国人からとれ作戦は世界的トレンドか?いつも外国人として生活するノーマド達には小さくない逆風なのでは。立地はブキットビンタン駅からは歩いて10分ちょっと、600m位と出ているが大通り横断が2回あり、日に何度も往復するのが結構に感じる中途半端な距離で雨だと更に面倒だ。朝食はあるが味覚的に一度で充分なマレー的な内容だがホテル周辺には地元市民向けの中華系マレー系はもちろんのこと中東系レストランまで至近に点在し困ることは無い。下は近くにあったAl Azhar Kebabというアラブ系レストラン。とても友好的で美味しくシーシャもちゃんとしていた。

ホテルを出ると徒歩圏内にコンビニ、雑貨屋、マッサージスパらしきものもあったが未探査なので内容は不明。カップルでホテルライフを楽しむという用途には適さないが一人旅で安全で清潔、予算的に優しく寝るだけという用途ならこれでも良いのではないか。

僅か二泊三日の利用だったが満足で単独利用の場合に限り、再訪もありだと感じている。KLIA2夜出発便までチェックアウトから7時間程あるがフロント嬢、セキュリティー担当者も快く荷物を預かってくれた。往路の悪徳警官遭遇の経験から懲りてKLセントラルまでタクシー利用を決めるがどうも胡散臭いKL流しのタクシーを捕まえる気にはならずに再度フロント嬢にチェックアウト客の分際で助けを求めるとこれまた快く応じてくれて彼女個人のアカウントからウーバーの配車をしてくれた。念の為に値段を聞いておいて非常にびっくり。なな、なんと7リンギットらしい。市街地5kmおおよそ15分の距離でだ。70リンギットかと想い3回程聞き直した。7リンギット=200円切るくらいか。そんな安いのか?じゃあ、今まで時間と労力と忍耐をつぎ込んできた各地でのタクシー運転手との攻防は何だったのか?60バーツじゃ先ず格下国タイのBKKでも乗車拒否っぽい。ウーバーの実勢料金ってこうなのか? これじゃ時として危険でもあるタイ、インドネシアのタクシーなど利用する必要は全くない。各地域によっていろいろある配車アプリ、そろそろ使いはじめる時が来ているようだ。