今日から10月。。
暦と同様に季節も進んでいるようだ。
ほんの2、3日前まで依然として吹き続けていた貿易風が、昨日辺りから急に勢いを弱め、昨日夕方は風向きが逆に入れ替わった。
雨期の到来は近く、そぐそこまで来ている。

今朝のヌサドゥア・リーフの様子。微かなオフショアウィンド、極低潮位の干潮、2-4ft程か?

予報サイトを覗いてみると、、彼らも急に予想を変えて来ていた。
先日まで相変らずの乾季の様相だったのだが。。
昨日辺りに、ガラッと様相を替えて来ている。。
この辺の変わり身の早さは一体、、どのように理解すればよいのだろうか?

今朝のWindGuru.comのヌサドゥア・ゲゲールビーチの予報。本日以降、バリ島東海岸が毎朝稼働しそうだ!

暫く観ていると、減少傾向の弱い南西ウネリがメインピークを主にゆっくりと割れている。
水面は遠目ではゴルフ場の芝生の様に綺麗だ。
3ft程のピーキーな三角波が美味しそうだ。
やるなら小さく機動性のある板を持っていき、ショートストーリーで充分遊べそうな波。

毎朝、一緒に波チェックをする仲間の彼らだが。。彼らは私のように寝過ごすことは無く、ちゃんと毎日起きてくる。但し、雨天時はやはり木陰でじっとしている。きっと彼らも濡れるのは不快と感じているのかも。。。これから長い雨期に入り我々同様、彼らもビショビショに濡れることが多くなる。

入水するかどうか迷い辺りを見回していると。。
興味深いものを見つけた。Noel Lorenzana Diazに Andrew Chang? 確か麻薬密輸の罪でバリ島の空港で捕まり国内外のを巻き込んだ論争の末、結局インドネシア政府の命により処刑された密輸犯だった筈だ。
彼らの母国の豪政府をはじめ西側政府や人権団体の執拗なる反対にも係わらず、刑が執行された日は朝からここバリ島でも上空を戦闘機が爆音を轟かせて飛び廻り、一時的に不穏な空気が流れたのを思い出す。
政府当局の示威行動の類だったのだろうと理解してる。全部で5,6本になろうか?名前が明記され植樹されている。
当時はバリ9と呼ばれていた麻薬関連の罪で収監されていた関係者の名前なのだろうか? 一体、誰が?どのような経緯で。。
観光の島のバリ島ではあるが、当局サイドである筈の地元政府が死刑を執行された関係者の名を明記し植樹するとは考えにくい。
だとすれば個人私人の行いなのだろうか?
朝からチョットした意外な疑問が湧いた波チェックだった。

これからオフシーズンに突入するバリ島、観光収入の落ち込み低減しようと当局が盛んに各種施策を打ちテコ入れを図るのもこの時期だ。Natural of Asiaとあるが、、具体的に何なのかは耳にはしていない。