昨夜のウネリが多少残っている筈の今朝のバリ島サーフシーン。
昨日2ラウンドの疲れを押して4時半に出勤し6時に入水した。
ウネリも4日目になると皆さんお疲れなのか?
その時間には誰も居ずで辺りは静寂そのもの。
聞こえるのは何処からか?鶏の声、野鳥の朝の囀り、そして波の音のみ。沖に出て見ると。。
減少傾向で明日はスモールコンディションとそれは判っている。
問題は今の時点でどれほどそれが残っているかだ。。

暫くすると柔らかくて判り易いセットが入ってくる。
形は綺麗だがやはり小さい。
割れる場所もはっきりと形成されているが。。

今朝のsurf-forecast.comの予報では、1000kjのウエイブエナジーで、個人的にギリギリ休むかやるかのちょうど境目にしている数値

非力なウネリなのでテイクオフでしくじるとしたらひっくり返されると言うよりかは、捕りこぼす方だろう。
ゆっくりと接近する波に対して、、確実の捕れそうな波の壁が切り立った美味しそうな場所にアプローチする。。
万が一、ひっくり返されても3ftそこそこでは体へのダメージも少ない。

(昨日の様なサイズのある波でこれをすれば自尊心も傷つかずに済んだのだが!海上でも陸上でも相変らず意気地のない人生を歩んでいる私だ)

走ってみると柔らかい水面が気持ちよく、、ロールケーキをあんまり鋭くないケーキナイフで切って行くような心地よい感覚がある。
立て続けに3本乗れて技術的な基本要素の確認にうってつけだ。
しめしめと想ったのも矢先、いつの間にか2人がパドルアウトして来てほどなくラインナップに到着。

やれやれだ。。最近のウルワツテンプル・シークレットはウルワツテンプル・ノット・ソー・シークレットに改名すべきだ。
もう3本ほど捕った時点でラインナップには総勢6名。
このサイズじゃ明らかに多すぎ、まして波は更に下降線だ。
最後にもう一本乗った時点で、岸にオーストラリアン・スクールホリデーの10名を超える集団が現れて玉砕、終了を決めた。

家路の途中、馴染みの場所で珈琲と朝飯にありつく。朝の過ごし方としてはそんなに悪くは無い筈だ

午後はもうやらないので今日はこれから一日中、思いのままだ。
柔らかい波に旨いサンドイッチとコーヒー、これ以上何が必要だ?
特に自慢できる様な人生ではないが満足はしてはいる。

もし、こんな朝の過ごし方に興味が沸く方が居るのなら、出来る範囲でお手伝いするのはやぶさかではない。。