観光地には必然的に多種多様なアクティビティーが用意されている。良い物から悪いものまで、一回で充分なものから再訪を誓うものまでいろいろある。これは前者の一回で懲りごりのものだ。

パタヤタワー、実際にパタヤを訪れて各媒体の情報を漁れば必ずどこかに載っている例のあれだ。田舎町ジョムティエンには似つかわしくない高さの巨大なタワーだ。最初の頃、隣のパタヤ本町からでも容易に視認できる得体のしれない構造物に興味を魅かれた。バイクで近づくと尋常でない角度で人がぶら下がっていたので本当に驚いた記憶がある。(この高さでこんな簡素な仕組みなのはテレビで見た宇宙飛行士の緊急脱出用ケーブルくらいなものだ。)

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それで背景を説明すると場所はジョムティエンエリアだが、メインのジョムティエンビーチからはアクセスしにくいので注意が必要だ。パタヤから向かうならプラタムナック・ソイ6か、タップラヤ・12辺りで右折か。バイタク、ソンテウ、タクシーで行けば15分余りで着くはずだ。

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概要は入場料が200Bちょっと、営業時間は午前9時から夜までだったような、56階?までエレベータで上がる。 (この辺りは変るのが常なので適宜調べて欲しい。)高さ170mとあるがタイ湾に沈む夕陽の時間は確かに綺麗だ。アクティビティーはロープで吊り下がり荒っぽく降下するタワージャンプの他、数種のゴンドラでも下降でき、料金は追加で200バーツ余り。

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近年急速に発展してきているとは言え、タイはまだ中進国で少し前までは発展途上国ともいわれていた。交通事故発生率などの統計数字は依然として恐ろしいレベルだ。それを考えるとどうも私にはちょっと敷居が高いな。さっと、調べた限りでは事故は起きていないらしいが、本当なのだろうか?下を覗くとこうだ、目が回る。驚いたことにスマホで撮っても注意されない。(しかも、真下は人がいる。)

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散々迷った挙句に、、今回は勇敢な女性観光客たちの雄姿を撮影するだけにしておいた。(今日はこの位にしといてやろう!汗)

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メインハーネスと若干細めなバックアップもついているようだが、それらの接続点がどうも一箇所に見えるのだが。。これもマイペンライなのか?しかも、みんなポケットにスマホが入っているようなんですけど。不思議なことにこの日、果敢にチャレンジするのは女性ばかりだった。ゴンドラも考えたのだがワイヤーの太さとゴンドラの大きさが素人目にはどうも不釣り合いに見えるのでこれも辞去した。(エレベーターで戻る意気地なしと呼ばれても良い、パタヤで死ぬなら本望だがまだその時でない。)

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もう、プラットフォームのへりに立つだけで腰が引けて眩暈がする。たとえ先進国だったにしても、私には正直無理で余程のことがない限り敢えて再訪は無いだろうが、パタヤ市街を一望できる眺望は200バーツの価値は一度ならあるのではなかろうか。

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この手の物が苦手では無ければ一度トライして後に武勇伝を披露しても悪くないだろうと思う。最後に短い動画と地図をどうぞ。

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行かれるなら、健闘を祈ります。