最近、島内で急速に増殖中の優れものアイス店を紹介する。長年、バリ島のアイス事情は単体店を除き、お寒い限りだったのだが、ここへきてようやくプレミアムアイスクリームの概念が定着しつつあるようだ。それまではブレ系(西洋の)大手メーカーのマグナム、コテコテチョコレート激甘系のほぼ独り相撲で、一般に我々アジア人が望む傾向の食後のサッパリ系フルーティーアイスはあまり存在していなかった。食後デザートとしてのアイスは熱帯地域では定番だが、タダでさえしつこく、コッテリ系が多いインド飯の後に更にチョコアイスはどうしても馴染めずに涙を呑んでいた。そこで時期を同じくして単体のプレミアムアイスクリームパーラーが何店かが開業し、それが火付け役になり急速に普及、今ではこのブランドも島内のスーパーマーケットでも売られるようになってきている。

単体、チェーンを問わず、有名店は数店あるがそのうちの一つでちょうど良い立地に展開中のチェーン店、名前はPaletas Wey、バリ島に7店舗位か?その他インドネシア各地にも展開され、日本にもあるが同系列なのかは不明だ。去年あたりから観光地化が激しいウルワツ地区にも出店し驚いた。お陰で海の出入り時に毎回、如何ともしがたい酷い葛藤を感じる羽目に。下の写真はウルワツ店の店舗外観、バイクを停めて歩き始める絶妙の場所にある。下から来ると海上がり、軽い上り坂を歩きあがり、強い日光の照り返しを浴びて喉の渇きを感じ、火照りオーバーヒート気味の体を休める為にち歩みを停めるちょうどの位置にある。アイスクリームに目がない西洋人で連日結構、繁盛しているようだ。

ジンバランカリマスアーケード内の店舗は若い嬢がやっていてもっと可愛く冷房の効いた原色デコレート店舗だ。また何故か美味そうに見えて毎回抗うのは難しく子供連れ、単独大人を問わずに客はそこそこ入っている印象。

美味しいので時々、2つ食べたくなる。

場所はジンバランロータリー付近、kalimas arcade内。バリ島内各地に展開する良い目のスーパーマーケットパピート、pepito market にも支店によるが取り扱いだした。これもひどい誘惑だが便利な事には変わりない。買い物に寄ったついでに探してみては?少々、値が張るが多種類ですべて美味しい、失望はしないだろう。