のっけから怪しいアイキャッチ画像に目を奪われるかもしれないが!健全点だ!ご心配なく。グリヤブガー、(現地語で Buger=気持ち良い、心地良いの意らしい)ここバリ島では有名な老舗シアツマッサージ店舗で、クタ外縁部バイパス沿いにある。近接でもう一店舗あったのだが、小さい方の一店舗は移転したようだ。(GoogleマップではGriya Buger 2が近隣地区に表示されているが、個人的に未確認だ。)ここで言うシアツとは我々の言う指圧、ではなく俯せになった客の上をオネーさんが頭上の棒にぶら下がり体重を調整しながら載る施術だ。ここインドネシアではそれが何故かシアツと呼ばれている。所在はウングライ・バイパス沿いで空港からもほど近く、所要10分もかからない距離の通称Tuban地区にある。

店舗入り口外観は何の変哲も特徴もなく、、、下の通り。 中へ入ると受付があり。。近づき覗くと、、軽く驚くかもしれないが、、こうなっている。。なんとも怪しいげなシステムで間違えたと焦って当然だが、落ち着いてほしい。私も最初は、嵌められた!と想った記憶がある。笑 しかし、安心せよ!安全で低価格だ。その証拠に長年の繁盛店なのでいつも混んでいて、特に人気嬢は予約が必須だ。上に吸盤が置いてあるのは施術中、もしくは予約済みだ。空いている嬢の中からsoft, medium, hardでお薦めを選んでもらおう。

通えば各自、お気に入りが自然と出来る筈だ。マッサージのタイプは幾つかあり、足底、スクラブ、バリニーズ等、もある。(メニューは撮影させて貰えなかった、すまない! シアツスタイル 60分・8万、90分・11万ルピアちょっとからで、相変らず嬉しい街中最低相場価格を堅守だ)ここで大事なことが。シアツ、すなわち体の上に載って歩かれるので結構な圧がかかる。慣れないうちは体重の軽い嬢を、softと告げて選ぼう。足を使い、体重をかけてゆっくり深部からほぐしてくれるのだが、概してやせっぽちな我々アジア人や女性などでは下肢、腕手部、その他の関節部などは多少、痛みを感じるかもしれない。まして障害のある部位なども人によっては在ろう、痛かったら我慢しないで随時、告げなくていけない。私は最初の頃、ミディアムと告げたのだが、たまたま空いていた豊満な70㎏前後の体重の嬢に当たってしまい地獄を見る羽目に。関節など怪我すれすれで激痛だ!まるで文字通りの拷問だよ。

しかし、通ううちに勝手がわかり幾人かのお気に入り、またはそのバックアップ等の見当がついてからは、一時期、かなり病みつきになった。連日のハードコア・サーフィンによる酷使で、木の板の様になった背中の筋肉をゆっくりと体重を懸けて足で延ばしていく時の気持ちよさといったら! 特にビックウエイブ・コンディションの時などは、各国の屈強大型西洋人達と夕方から徒党を組んで来店し、翌日に備えた。(来店前に秀逸人気嬢の配分で多少、やり取りをしなくてはいけなかったが 笑)

営業時間は午前11時から午後11時までで、シフト交代が午後2時前後に行われる。繁盛期間などは、嬢によっては一日で客を5人も6人も受け持つ。しかも、皆60分施術だけとは限らない。気の毒だが、完全な奴隷搾取状態で連続5時間施術とかになる嬢もいて、故障退場、退職、異動なども結構ある長く続かない淡い世界なのだ。嬢達も人間だ、利用するなら疲れていない早い時間の方が施術自体のクオリティーは良い。

受付でチェックイン後、数ある静かで暗く照明の落とされた個別パーティションに通される。後は嬢にお任せだ。この店はセラピストを自前で教育しているとみえ、施術に統一性がある。概して高品質だ。そうだな、昨夜久々に利用してみて往年の人気嬢のReniだったか? がまだ在籍していて驚いた。指名合戦のこの嬢はもうかれこれ10年近く居る気がする。

彼女らは薄給で本当に一生懸命やってくれる。大抵はジャワ島の寒村からの出稼ぎだ。終わったら各自で1万でも2万でもチップを渡してやって欲しい。