ようやく状況に変化が。午前5時45分、薄暗い日の出前、極低潮位でむき出しのリーフの向こうに微かに波が割れている。一瞬帰ろうかと思いきや、音がいつもと違うことに気づく。3-4ftの音だ。もしくはもっとだ。

周囲は無風、暗闇の中、ニンマリだ。(きっとさぞかし間抜けヅラだったに違いない)6時10分に沖へ到着。セオリー通り南うねり専用スポットは反応していない。10分かけて西うねりスポットへ移動。2ft、、3ftが出れがおんのじかと想っていた。4ftのセットが先ず一発。平水面からゆっくり掘れ上がる綺麗な波。到達直後の周期の長いうねり。まるで出荷直後の生チョコレートの様に柔らかくて甘い乗り心地。セット間隔が長いのでゆっくり沖へ戻ると、、水平線が騒がしい。1分後、5ftのメンタワイ系ワールドクラス、捕りこぼす余地のない、力を伴った5ft! サーファーも冥利に尽きる瞬間だ! ちょうど日の出で辺りは黄金色!私だけ、誰もいない。割れ出すと早く、最初に加速しておいて良かったと感じる一級品だ。

今までのショボ波とは別次元でやらなきゃならんことも、殆ど別スポーツだ! これだよサーフィンは!って感じの波だ。今回は大当たり! 悪いな!みんな。。

以後にも期待だ。