ながらく最下層クラスの底曳き網の漁場と認識していたAngel Salonに変化があったので載せておくことにした。ここも一般観光客が普通に利用するような場所ではなかったのだがSNSの浸透で結構目にするようになってきている。ただし日本語サイトではまだないが。ここも在住西洋人達、中長期滞在者の間ではファーストフード的な扱いで小腹がすいたときにチョロっと寄って食欲?X欲を満たす、味覚の追求より最低限の必要性を手早く満たすような用途で使われてきた。小生は話のネタに1,2回利用した記憶があるだけで、どうもこのクラスの施設のお約束、裸足で入るのに躊躇うような洗い場の状態と小さな石鹸だけのアメニティー、これは客スタッフ共用なのは言うに及ばずでまだあれば良いほう、シャワーは大概ぬめった手桶だけ等、設備衛生状態の為に馴染めずにいた。

バリ島クタの交通の要衝のランナバウトの外周に位置し、真昼間の入店が誰にでも目撃される可能性に足が向かずにいる施設だ。誰かに見られたら必ず笑いものにされる特典もついてくるぞ。

施設内はこんな感じ、あとは良い子の皆さんは大体想像できますよね!雨漏り、コケ、蚊、ゴキブリ、その他害虫、見えないものでは各種バクテリア、悪ければウイルスもあるんじゃなかろうか。

先日、知人との映画鑑賞の帰りに半端な時間に帰るのもなんだという知人の提案によって久しぶりに行ってみた。小生は初めから写真撮影だけのつもりで。通常顔が出る写真撮影は嫌がるのだが、タイランドは特に。同行の馴染みの上客の知人の為か、おつむの軽い国民性のせいかカメラを向けてもダメと言いながら数枚は撮らせてくれた。ただし、オッ!と思った若い、普段はもっと表層に居るような、ピッチピチの若い新鮮な回遊魚のアジみたいな嬢はやはり中に隠れてしまった。海での生態系と同じでやはり外敵の接近には警戒心が強い。

長年場末の雑魚の掃き溜まりだったのだが、最近はupgradeがこのような施設にも行われるようになったのか。まあ所詮、低層の置屋なことには変わりないが。常駐している嬢の数は数人から10人ちょっとってところで、料金は30-50万IDR位で、各自の交渉スキル次第でここのところはずっと変わらないらしい。場所は至極簡単クタロータリーのウングライバイパスからクタに向かう向きの進入外縁部だが交通量が激しい場所なので注意が必要。万が一通り過ぎてもロータリーを回ればなんとかなるんじゃないかと。ロータリーほぼ対面の定番カフェレストラン兼デリ系有名店 café Dijon Baliに寄りついでにサクッと使うのも断然あり。ただし、夜間は治安が良い場所ではないし、場所柄悪徳警官が頻繁にうろつくエリアであるとともに、あらゆる危険な罠が散在しているのであまり鼻の下を延ばしすぎないで注意を怠らないでほしい。諸君、健闘を祈る。