急速に開発が進むバリ・サウスエリア、ブキット半島の目覚ましい急発展には驚くばかり。その為か主要幹線道路のジャランウルワツ、通称ウガサン交差点は悪夢だ。(4方向からの合流。以前だが、当局が待望の信号を設置するも民度がそれに合致せずに、状況は逆に悪化して地獄の負のスパイラルへ。当局は見かねて3日でその稼働を止めることに。ここではよくあることだ)バリヒンヅーに端を発すると想われる交差点真ん中のヒンヅータワーは島内の主要交差点に無数にあるが、障害物以外の何物でもなく渋滞形成に長年にわたり一役かっている。そのような4つ巴の通行大混戦の駆け引きを低減すべく派遣される交通警官は、ピッカピカの警察車両をこれをみがしに交差点付近に停め、主に外国人相手にお小遣い稼ぎの言いがかり摘発に毎日地道に尽力だ!  (今はオフシーズンの雨期の筈だ。これではハイシーズンの乾季7,8月期はどうなることやらだ)そんな渋滞名所のウガサン交差点至近によく見ていないと見逃してしまう小さなオアシスのような隠れ家カフェスポットがある。名前は初めて知ったのだが、Secret spot Baliとある。間口が3m程で奥行きが10m位の小さな店舗だ!知らなければ存在に気付かないであろう極小店舗。地獄の慢性渋滞スポット付近で真向かいにウガサン住民の必須生活物資調達場所のナイメラストアがある。

Googleマップによる明記の通り、フローズンヨーグルト、各種スイーツを供するカフェだ。外は灼熱、騒音、劣悪な外気が渦巻いているが、店内に足を踏み入れるとそこは全くの別世界!コーヒーの香りが漂い冷房がよく効きヒンヤリ、騒音まで遮断されているような錯覚に起こす、まるで砂漠のオアシスだ。メニュー構成にさしたる特徴はないが、セルフサービスでカップにヨーグルトを抽出し、好みで各種トッピングを加味して最後に計量して従量課金される文句を付けることが難しい明瞭ユニークなシステムが採用されている。

(但し、従量単価は明記されていないので、いい気になって入れると結構高くなるので注意だ!笑)トッピングアイテムの数々。トップするとなかなか美味しくなりそうな、ニクいチョイスが並ぶ。ヨーグルトの種類は現在、プレーンとブルーベリーの2種だ。(以前はチョコレートもあったのだがな)その他のアイテムはご覧の通りだ。チョコブラウニーは甘さが抑えられ、まさに意識高い系のブレ(この地で西洋人を指す俗称)仕様で本当に美味しい!アップルパイも美味かったな。恐らく他のケーキ類なども同様な筈だ。控えめに見繕ってこれで価格は3万ルピアだった。(以前だが、ブレ観光客マダムが本国に居る調子だったのか?食欲と自信たっぷりに盛ってみて計量したら、値段がなんと10万ルピアを越えていて店員を含めて大笑いした記憶がある)

食後や、通りがてらにちょっと寄って息抜きに涼む程度なら、悪くないのでは?車両は向かいのストア駐車場を利用すればよいが道路横断には注意してほしい。

(:注意情報としてこのポスト案件に直接関係は無いのだが、バリ島を旅行する我が同胞諸氏向けに書いておこうと想う。あくまでも滞在経験の長いだけの個人の私が目にした非公式な情報だ。:最近摘発された国際的犯罪集団から漏れたと想われるカードスキミング対象ATMにここウガサンのナイメラストア野外常設ATMも載っていたのを目にした。ちょうどこのカフェの通りを挟んで対面にあるATMだ。東南アジアでの野外ATMの利用はくれぐれも慎重に!設置機器のチェック、決済レシートの保管、事後請求額チェックは必須でいこう! 下は現地メディアの拝借画像だが、島内では犯罪者が暗躍している証左の一つだ。