これもアイスクリームネタだが、ここは外せないので載せておくことにする。最近、バリ島でも増えてきた普段使いに耐えるアイスクリーム店(油断すると一食分が千円近くになる観光客向けの価格設定店は通常用途には不向きだ。)の中でも名実ともに文句なく上位の呼び声高いグストジェラート。

一口食べただけで違いが歴然で内国観光客、外国人観光客を問わず大人気なのは文句なく頷ける。先ず余計な雑味がなく自然な甘さに徹していて且つ非常に粘着質だ。一体、どれくらい練っているのだろうか。しかも、カップで small 2flavors Rp25.000,  medium 3flavors Rp 48.000, large 4flavors Rp 75.000,  X-large 5flavors Rp 140.000, コーンが 2flavors Rp28.000, の明瞭良心的価格設定だ。先進国に出しても充分なこの品質で価格は新興国レベルに抑えてある優等生的秀逸店だ。

夕食時前後になるとかなりに賑わい行列でき、その為か最近店舗拡張もされている。フレーバーの数もかなり多くて選ぶのも楽しく毎回時間がかかるが、目を輝かせているそんな客の心情を察してか何度も積極的に試食を薦めてくれる店員のニクいサービスは好感度抜群だ。

こちらが口を開く前に客の表情、視線を読むのか定かでないが、私が心の中で良さそうと想っている銘柄を何度もズバリあててくる。それで最後に決めた銘柄を再度試食を供され確認後に最終決定の運びとなる。自信があるのか念の入ったサービスである。視覚的にも美しくてどれも美味しそうに見え、到底試食なしでは選ぶのは困難で、試食だけでも大満足なこと請け合いだ。

若い女性達は勿論のこと、家族連れ、若年層、観光客、地元民等、老若男女を問わず誰にとっても至福のひと時だ。気軽にジェラートを介して幸せになれるアイスクリーム店の理想形じゃなかろうかと私には想える。

最後になったが立地は由緒正しく、同時に悪名高いあのバリ島クロボガン刑務所の近く、Jl Mertanadi上になる。西進するサンセットロード末端手前、数百mから一度右折するだけだ。高品質アイスクリームが苦手な人などいるのだろうか? グルメ激戦区のクロボガン地区、食事の後などに是非、試してみてはいかがだろうか