今朝の事だが遅い朝飯を求めソイ・ブッカオを物色徘徊していた時の話。
常設市場からゆっくり南下して、定番のPitini、Chill in、Chunky Monkeyと眺めていた。
どれもいささか食傷気味でイマイチ食指を刺激されず、どうしたものかと想いながらそのまま徐行南下を続ける。
パタヤ・ツリータウンを越して旨そうなPrime Burgerの看板が目に入るが、起き抜けの身にはいささかヘビー過ぎる。。

しかし、その隣の光景に注意が向いた。
此処も、言わずと知れたブッカオ廉価版ファラン飯の定番スポットのハングリーピッポ。
元のChunky Monkeyのオーナーが開店した姉妹店だ。

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時刻はちょうど昼の12時だが、通りから単独客の男たちが数人程、店に入っていく。
そして、そのまた後にバイタク客のファランが数人逡巡せずにそのまま入店。。
世界的なコロナ災禍の影響でどの店も客の入りは鈍い今日では少し異質な光景。
一体、なんなんだ?と怪訝に想い、バイクを停めてよく見てみると。。

テラス席は、腹を空かせていそうなファラン達で満員御礼。
そして店の壁面には所狭しとプロモや本日の限定メニューが張り付けてある。。
ははーん、、やり手のオーナーの戦略が功を発しているようだ。。
これは確認しなくてはいけない。
そのまま入店すると、一階席は既に満員。
幸い、中空の2階席はまだ空いているので迷わずに階へ進む。

店内の至る所にmenuが張り出されてあり、把握は一苦労

すかさず可愛いウエイトレスが何処からともなく現れて挨拶もそこそこに腕時計を一瞥し、ひと声。
Only 2more minutes left!
あと2分よ! って、、何がだ???

なんなんだ? 彼女の指さす先にはブレックファスト109バーツのメニューが。。
珈琲または紅茶のFree one time Refill の記述もあり。。
彼女の顔を見ると微かに微笑んで静かにこの薄ノロの客が決めるのを待っている。。
Chunky MonkeyもHungry hippoも精力的な店舗運営が売り。
メニューやプロモーション施策は常時更新される。
絶えず変化するそれを把握するのは結構難儀。。

これがその朝飯メニュー。有効時間は午前7時から午後12時5分までというのが面白い

本来じっくりと吟味したいところだが、、既に秒読みが進行中で、明らかにこの盛況はこのメニューに端を発していると考えられる。
2秒ほど逡巡してから、ヨシ!乗ったとそれに即決する。

席に着くと、、あれよあれよという間に2階席も満員御礼。。なんなんだ、この早い集客は? きっと何かしらの魅力的な特典があるのだろう

そして直ぐにおかわり一杯だけ無料! と謳う妥当な味の珈琲と手搾りらしき良い目のオレンジジュースが届く。そして、それから余り時を置かずにメインが到着。。

定番ファラン朝飯。109バーツじゃこんなモノだろうが。。このベイクドビーンズだけはどうも好きには慣れないのだが、お世辞抜きに此処のは喰える味だった

もう一点気付いたのは、ウエイトレスの手際がかなり良い。
要点をテキパキと、、時間を無駄にせず快活に処理していく。
周りは腹を吹かせたファランの親父たちが待っている。
店舗運営の観点からすると、余り彼らを待たせるのは得策ではない。
スタッフの動き、洗面所などの状態などを見ても良好。
勘定時に受け取った金額をレシートに記入して、後のお釣りの渡し間違えを防ぐ様な、所極当然だがあまり見ないニクイ動きも見せる。
きっとオーナーの運営がとても上手く機能しているのだろう。

狭い満員御礼の店内で写真撮影などは出来ない。今回は場当たり的な画像だが、後日、再訪して店舗紹介記事を挙げよう

運営がすこぶる良好な店は、飯の質も良いのは当然。。
これは後日要チェックだ。。
そう思い、前記事を探したのだが該当がない。。
以前の取材の記憶はあるのだが、どうやら上項を失念したのかもしれない。
改めて調査し次第、挙げるので待っていて欲しい。