数か月ぶりに私のもう一つの根城に戻ると、地元に大きなスーパーが開店していた。
本気か?コンビニやスーパーなど、この狭いエリアのシリギタ通りだけで何店出ている?
合わせれば、10店舗はあるに違いない。。
我が国でも大手コンビニチェーンで最近、話題になっていたドミナント形式の出店手法なのか?
早速、現地に足を運んでみたので短くご紹介。。。

ヌサドゥア・ゲゲールビーチに向かう途上、飲食店が集積するエリアのど真ん中。長年、広い遊休地だったのだが短時間で上物を建設し出店、開店にこぎ付けたようだ。

ココ・スーパーマーケット、店舗外観から見るとカフェ・レストランも併設、中にベーカリーらしき物も見える。
まあ、バリ島全土に精力的に展開しているパピート・ストアに極めて似ている感じ。
所在を下に挙げると。。

ジャラン・シリギタにある4つ星ホテルのホテルサンティカ横の空き地になるが、開業後、間もない為か? 現時点ではグーグルマップには、店名の記載がない。
中へ入ってみると、、そこには見慣れた典型的で現代的なスーパーマーケットの姿そのもの。

奥行が長く食品だけでなく、一通り無難に揃うスーパーだ。タイでいえばフードランドやトップスーパーマーケットと同等レベルだろう。

明るい店内には、青果や鮮魚セクション、ベーカリーやカフェレストランエリアも併設し、勿論、抜け目なく酒類販売免許も取得しているようだ。

世界共通のスーパーマーケットのあるべき姿がそのまま。ついこの間までは、ワルンと呼ばれるマレー系の簡易型雑貨店舗が主流だったのだが。。バリ島も変わったものだ

中華系観光客が多いこのエリア。時期は旧正月目前だが、春節向け商品もちゃんと用意されている

高級ホテル集積エリアだが、意外と需要があるハウスホールド関連用品や雑貨系なども網羅している。。

やはり目をつけるところは同じなようで、西洋人のVlogerかYouTuberか?コメンテートしながら店内撮影している姿も。。

自社ブランドのフレッシュベーカリー。この大きなパンが2万7千ルピアは現在の標準的市価よりも安価だ。今度から、私は此処で買おうと思う

カフェレストランスペースを見ると。。
冷房が良く効いて涼しい店内と、陽光降り注ぎ開放的な半屋外のテラス・スペースに分かれている。訪れたときは外は灼熱の日中、迷わず店内ラウンジを選びソファーに身を沈める。
中位年齢が28歳位だった筈のインドネシア共和国、(私の祖国は48歳前後な筈。。。)
直ぐに極若いウエイトレス嬢がにこやかに表れる。(もちろん流暢な英語を操り。。)

店舗スタッフも若ければ、お客も若い。。周期的に戻り目にする我が国の現状では、目に見えて高齢化が進んでいるのを実感せずにはいられない。一体、我が国はどうなってしまうのだろうか?

私のもう一つの心の祖国タイ王国でも高齢化が進行中と言われるが、それに対しフィリピンやベトナムではまだまだと言われている。
近いうちに偵察に行かなくてはならないだろう。

それはさておき、メニューを吟味すると。。
典型的なカフェメニューだが、軽食ばかりではなく肉料理や魚料理も供するようだ。
店内の鮮魚セクションに生け簀か、客寄せの為の水槽があるので水産物の品質は良いかもしれないが。。実態は不明。。

ファラン朝の定番メニュー、ベネディクト関連、、旨そうでこの辺が一番説得力のある妥協点か。。。

そうでなければフライド・アジアンディッシュ系統。。。

または各種サラダ・ディッシュ系メニューや。。。

定番のバーガー、サンドウィッチ類や、、

軽食前菜アピタイザー系統。。。

そして少し驚いたのだが、なんとシーシャ・水タバコもやっているらしい。。

外の看板には、ドリンクとシーシャで89Kとのプロモ価格が提示されていたので。。近いうちに試さなければ。。。

ドリンク類は、総じて高めの価格設定。ファラン客は店内で自前ドリンクをゲットして持ち込みをしていたが、経営母体が同じな為か? そうでなければ、単にお国柄なのか?
問題は起きていなかった。 笑

そして、試したのが筆頭メニューのベーコン・ベネディクト。
見た目そのままのプレゼンテーション、品質、味の無難な仕上がりで文句はない。

ベーコンベネディクト 69kルピア

ブラックコーヒー35kルピア。クレマ、香りともにちゃんとしている。珈琲の味にはうるさい私だが、4,5/5点をつけようと想う

営業時間を訊いたところ、午前9時から午後11時まで
これは良い朝飯スポットが出来たと気を良くしたのだが、最後にオチが付いた。
勘定を済ませたところ、12万ルピア越えだ。
大した食事ではないが、ガバメントタックス、サービスチャージが18%の加算。。
これが結構な曲者で一気に割安感が消えてしまう。
ちょっとした軽食のつもりでも、邦貨に直すとちょうど千円。
後程、再度改めて夕食となれば釈然としないばかりか、何か損している気分もする。

特に真向かいに一軒、近隣にもう一軒と、以前紹介した馴染みのカフェがあり、18%のチャージなどが無い場合は尚更だ。
折角、長年飽きもせずに来てやってんのに。。
たかが一杯の珈琲を飲むだけで、何故インドネシア政府に税金を払わなければいけないのだ?
もっと、それを払うべき人間がこの国には、文字通り腐るほど居るのは周知の事実。
(現に奴らはかなり腐っているが、他言は無用なので黙っていよう!)

以前紹介のSendok coffee shopはこちら

以前紹介のSecret cafeはこちら

そんなわけで、近所に清潔で現代的なスーパーが出来たのは嬉しいが、タイでいうファラン向けスーパーマーケットなのは設定値段を見れば否めず。。
特にインドネシアの場合は、取り扱う商品層の厚さが諸外国に比べて貧弱なので、店を変えても売っている商品に違いは全く無い。(違いは値段だけ。。)

私だったら、わざわざ此処で買わなくてもコチラで済ませようと思う。。
何せ、地元民向けの設定価格だ。。
商品は年中、常温外気に曝され多少埃っぽいが構わない。。
どうせ、中身も出所も同じだ。。笑

短期旅行者向け用途なら、多少の価格差が出ても大した差異は生じないだろうが。。
恒常的に利用となると話は別だろう。。
しかし、店内のベーカリーには満足できそう。
それと後日、チャンスがあれば夕食後にでも友人を誘い、シーシャ談笑タイムにでも利用してみようと想っている。
ヌサドゥアは、日本からでも良い目のホテルパッケージ・ツアーなどに良く含まれる高級リゾート地区だ。
国際会議やスポーツ、文化系イベントなども頻繁に誘致されるエリアでもある。
もし訪れることが有るのなら、宿泊地に至近なエリアに便利なスーパーがあることを覚えておいても損はしないだろう。