以前のことだが、いつもの様にバスでバンコクからパタヤに戻る時。
ちょうどPosh Pattayaや Bankok Hospitalが見え始め、ようやくパタヤに到着し慣れた風景にホッとする瞬間、車窓になにやら灯りが煌々と灯る市場らしきスペースが目に入った。
なんだ? 割と広い敷地全体に灯りが煌々と輝き、出店している店舗の数も多く見える。
こんな所にこんなサイズの市場があるのに何故?今まで耳に入って来なかったのだと感じたのを覚えている。
そしてようやく今週、現場に調査に出向いてみた。
実情は、タイ国内各地に無数にある市場と全く変わらない物だった。
しかし、総じて価格が明らかに安いことに気付いた。
SNSの普及とローカル達の経済力向上に伴い、地元民と外来者向け小売市場の境が曖昧になる中、改めて地元民向けの価格感を再認識するには良い機会だと想われるので、この市場の概要を掲載することに決めた。
ざっと、俯瞰してみたところ価格が少なくとも一段階は安い。
客層は、ほぼ9割がた地元民。
経済発展が進み物価も上昇、所得水準も上がって来ているとは言え、バンコク都心で目にするような価格に騙されてはいけない。
一般的なローカルが実際払う金額は依然としてこのレベルなのだ。
タイ国内の主要都市は外国人向け価格にローカル向け価格が、多少なりとも引き摺られている感があると思う。
どうしても観光客向け価格が正常だと想えてしまう罠があるのだ。
これを機会にリセットするのも手かもしれない。
多少埃っぽく土剥き出しの空き地に設営された市場で、サイズ的な規模はおおよそソイブッカオ常設市場の2倍ほどか? 但し、出店数はそれ程でもなく、あってもそれと同等レベルに見える。

グーグルマップではウイークエンド・ガーデンマーケットとも記載されているが、年始明けのこの時には園芸用品を取り扱う店舗は出店していなかった。しかし、同時に空いたスペースもかなり有ったので、そこがどうなるのか後日、確認してみるつもりだ

どうやら夜間限定開催のナイトマーケットの様で、人出は結構ある。自家用車向けの駐車スペースは市場に隣接しており心配はいらない。バイクは幹線スクンビット通りの路肩に整然と駐車可能なようで、真ん前まで乗り付けて停められる至極便利なシステム。
場所の詳細を下へ挙げておくが、グーグルマップに開催時間も出ている。
月曜日から木曜日までは夕方5時から夜の10時まで。
金曜日から日曜日までは朝8時から夜の10時までと記載されている。
この辺は概ね、他所と同様な週末限定全日営業なのであろう。
(決まった時間はなく、タイ・スタイルな筈なので、早く着き過ぎてはいけない)
まあ、一度くらいは訪れてローカルの価格設定を再確認するのも、後々を考えると役には立つと思われる。
バイクで直接現場に乗り付けても良し、スクンビット通りを走行するソンテウ利用でも良し。
但し、中央分離帯の切れ目を狙う道路横断にはくれぐれもご注意願いたい。