東南アジアの歓楽街に必ずと言って良い程、点在しているファラン系パブ。
ブリティッシュ・パブ、アイリッシュ・パブと種別があるようだが、アジア人の私にはイマイチその差がはっきり掴めない。
要するに英国で発展した酒場だが、語源の通りに(パブリック・ハウス)紳士達の社交場としての役割も兼ねている。
今回は、大都市バンコク有数の歓楽エリアであるソイ4のど真ん中にある老舗アイリッシュパブのフィッツジェラルドを短くご紹介。アイリッシュカラーである緑に纏められてた地味な店舗外観だが、此処は派手なネオンサインが溢れるソイ・ナナなので、それがかえって人目を惹く。
所在は表通りのソイ・スクンビット通りから約100m程ソイ4を下った右側で、御存知のナナプラザからもほど近く徒歩2分程か。。
店舗正面がテラス席になっていて通りを見渡すには絶好の特等席となっている。(何を観ることになるかは、今更敢えて言うまでも無かろう。。)
次に客層は、、もろファランだ。。笑
それとその連れのタイ人女性、稀に西洋人女性達が混じる程度。
アジア系男性の姿は、ほぼ私だけでタイ人男性は未だかつて一度も目にはしていない。(まさか入店規制があるとは思えんが、そういう事なのだろう)店内にはテーブル席とカウンター席、そして多くのテレビスクリーン。
これもファラン系パブの極めて標準的なスタイル。
これらに旨い上質な飯が加わるって寸法だ。冷えたビール、旨い飯、気の置けない友人、見逃せないスポーツ中継、それに出来れば可愛い女性と相成り、すべての舞台装置は揃うって訳だ。
それらが首尾よく揃えば、ファラン達は大人しくしていると言っても過言ではない。(しかし、飲ませ過ぎには充分に注意が必要だが。。)
そしてメニューだが、全く瑕疵のないパブメニューが並んでいる。
市内全域が食の激戦区のバンコク、そのまた歓楽街のど真ん中のソイ・ナナで、味にうるさいファラン相手に長年にわたりパブを継続営業。。
ピーク時には、なかなか席が見つからないという事実だけで納得できる筈。
後は個人の好みの問題で、それらが口に合わないのならパブ・フード自体が合わないってことだろう。
ファラン達は食べているので本家はどうか知らんが東南アジアの此処じゃそんなに悪い訳ではない筈だ。 英国系の文化の本拠地なのでラグビーやサッカーなどのフットボール系、それにテニスやゴルフにクリケットなどの球技系、そこに新世界米国系スポーツなどを加えたイベントのビックマッチなどがあれば、、そこはもう超満員。
最低でも試合開始の30分以上前には席確保に出向かないと、残席無しの憂き目に遭うのは必至。そうでなければ午後などの間の抜けた時間などに出向き、思いのほか静かで平和な時を過ごすのも良いだろう。
私は良くバンコク夜遊び激戦の合間、通りを眺めながらフッと一息付く為に午後の早い時間にキルキニーのパイントとお気に入りのナチョスを摘むのが気に入っている。
営業時間は朝8時から午前1時らしく、未確認だが定休日は無さそう。
朝8時などパブ用途で訪れる不届き者はパタヤ位にしか居ない。
これも未確認だが妥当な朝食メニューが有る筈なので、後日改め調査しようと想う。
パイントも2つ3つ目になると程良く酔いも回り始め、ナチョスに腹も膨れる。
心なしか通りを歩くご婦人方も何故か?魅力度を増してくるようだ。
しかも、東洋一罪深いと言われるナナプラザは目と鼻の先。
これぞ英国紳士達の人生観そのもの。。
ウ~ン、、至福の時だ!
心配には及ばない、パイントを少々飲み過ぎたとしても、ナナプラザは這ってでも到達可能な距離だ。(現場に着きさえすれば、後は彼らが面倒を見てくれる)
私の標準作戦要領では、この後に至近にあるアラブ系レストランでお気に入りの上質シーシャスポットであるDubaiレストラン&シーシャに向い、一服するとともにその晩の作戦行動の立案をすることにしている。
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