あらゆる業種の飲食店が無数にあるパタヤ、しかし意外と少ないデリ、ベーカリー系。朝から辛いタイフードはチョットなという人は多いはずだ。とりあえずちゃんとしたコーヒー、果汁とパンで軽くってよく想う。120-150B前後のブッカオファランブレックファストの薄い萎びたパン、硬い得体のしれないインチキ臭いソーセージと訳の分からん缶詰豆、あれに辟易しているアジア人は多い。食生活の洋風化が進んで数十年の我が国でも朝食はパン食であるが出来ればちゃんとしたパンがいい。チェーンカフェ全盛の昨今、某世界的チェーン店も毎日じゃ現実的でなく、かといって高級ホテルカフェじゃ日常用途にはそぐわない。なんか簡単で高品質、甘くないパンとコーヒー、何故ないのだ?意外とない。読者諸兄、あればぜひ教えてほしい。そこで自信をもってLoafを紹介する。場所はこれもソイレンキー、ブッカオサイドから50m向かって右側の青い小さな建物だが侮ってはいけない。しっかり用途を絞りそれに忠実にサービスを体現している。

ベーカリーだがパン種は少なく在庫も少なめで、昼を過ぎると残りがないことも。(想像するに早起き中高年ファラン達のしわざじゃ? 笑。)でも対応されていて朝の早い時間ならバゲットなりグレイン系ブレッドなりちゃんとあるのではないか。

店内はこじんまりだが6-7つのテーブル席、1つのソファ席とちょうど良いサイズのテラス席があり、道行く人を見ながらボーっとコーヒーを啜ることも可能だ。

しかし日中は恒常的渋滞スポットのブッカオレンキー交差点、排ガスノイズ、ほこりに熱気でテラスを利用する気にはならず、反対に冷房の効いた思いのほか静かな店内は外とは対照的に別世界のようだ。こうゆうのは好きだ、立地が便利で小さく高品質。やるな、Loafよ。オーナーが良く考えている証拠だ。この店のもう一つの売りはピザだ。石窯は見当たらないがちゃんとしている。Baby size,,Regular sizeの2段構えだが男性一食分ならRegular sizeだ。

客層は朝食目当てのファラン男性、素晴らしいスイーツ目当てのカフェ女性客、パンピザのお持ち帰り客もいる。

テラスはこんな感じで静かで涼しい時間なら喜んで利用したい。

メニュー画像は撮影し忘れたが、かたじけない!コーヒーの質が申し分ないのは無論のこと、各種コールドジュース系、ブレックファスト、シグニチャーブランチメニューと用途をわかっている普通の店だ。にくいぞ!Loafよ、この店は当分なくなることは無いのではないか。