今更ながらのカフェ・ネタを挙げようと想う。
北米系コーヒーチェーンがアジアを席巻して、この地に新たなコーヒー嗜好文化の発露に一役買ったのは異論を差し挟む余地は無い。
私が多くの時間を過ごすタイ王国やインドネシア共和国のバリ島でも、今ではコーヒーチェーン系店舗の数には唖然とするほかない。

タイの主要観光都市のコンビニ出店数も多い。それこそ石を投げれば何とやらだ。。そして、このALL CAFEのロゴマークを見つけられたら、そこそこのコーヒーにありつける。。

同時にその値段にも驚かされる。
昨今のバーツ高に喘ぐタイ王国だが、同時に物価高騰が進むバンコク首都圏エリアやバリ島繁華街などで、大手コーヒーチェーンのコーヒーなどを飲もうなら。。
以前は気にせずにいたのだが。。
数年前に聞いた西洋人の嘆きに我に返り。。
最近では馬鹿馬鹿しさを痛感し、抑制するようにしている。
西欧の大都市並みの高価格だという。。

これの何が悪い? コーヒーは豆と淹れ方だ!店舗外観でもWIFIではない。

そして私が最近実行している対応策の一つは、セブンイレブンのALL Caféだ。
しかしタイ国内に一万店近くの店舗数を誇るセブンイレブンだが、そのすべてにこのALL CAFEが設置されているわけではないらしい。

店先のこのロゴが目印だが、朝などはバイタクのドライバーなどがカップ片手に屯っていたり、辺りに芳香が漂っていたりと。。

店舗数から視るとおおよそ半数に少し満たないくらいか?
しかし、バンコクやパタヤの主要観光スポットにある店舗では、感覚的にかなりの確率で設置されているようだ。

飲んでみれば分かるが、、ストレート・ブラックコーヒーの味は大手チェーンに比べても何ら遜色はない。

そして気になる値段は、アメリカーノ・ストレートブラックコーヒーで25バーツ。(現在のレートで換算すると90円余り)
安そうに感じるが、、日本に比べてもそんな安いわけでもない。。
だからこそス✖バなどの恒常的、習慣的利用などは余計に馬鹿馬鹿しいのだ。 (これらの店舗では、価格は少なくともこの2倍にはなるだろう)

店内に一瞬にして抗いがたい芳香が広がる。。このクレマを見てほしい。。これなら悪くない筈だ。店員嬢は、毎回手早く丁寧に淹れてくれる

ただメニューを見てみると、多少戸惑うこともあるかもしれない。
独創的だったり創意あるネーミングがなされたりしていて、どうも想像の付きにくいこともある。
その都度、店員に聞くのだが言語的な問題とも重なり要領を得ないことも。
以前、Signatureと名するものを頼んでみたところ、折角の香り豊かなブラックコーヒーに練乳らしきものをたっぷりと注がれてしまった。
我々の言うブラックコーヒーが欲しかったら、タイでは往々にしてAmericano、またはBlackと表記されていることが多いので迷わずそれを選ぼう。
また、個人的には未利用なアイス系メニューも充実。。

近年のタイのコンビニでは洋風スイーツ類が充実してきている。これも経済発展、急速に進む西洋化の影響か。

また、店舗によってはイートイン・スペースの設置店も、次第に増えてきている印象。
まだ新しい概念なのだろうが、元々タイには外食習慣が広く根付いているので、これらもこれから増えていく予感がする。

私は通りを眺めながらの朝の一杯が特に気に入ってる。大手チェーンと違いコンビニなら24時間営業だ。早朝の出国前の移動時などに非常に助かる。その他、傍らにアイスクリームや地のスイーツなどが有ろうものなら大概、2杯になってしまうが。。

勿論、電源アウトプットも首尾よくついている。現代生活では、飲料水以上に重要との指摘もあるらしい。日中、涼しい店内でアイスラテを片手に充電に励む嬢の姿も良く見受けられる。出稼ぎ都市のパタヤでは珍しくない日常の風景。。

そんな訳だが、私の根城の近くのALL CAFE併設のセブンの所在を参考に挙げておこうと想う。

(タイでは セブンイレブンはよくセブンと呼ばれている。因みに大手デパートチェーンのセントラルフェスティバルはセンタン。。)

ここのセブンは、その名の通りパタヤほぼの真ん中のセントラルパタヤ・ソイ12にあり、その前後に何処に向かうにも苦労しない便利な立地だ。
付近には滞在型ホテルの集積もあり、その利用客の需要にもマッチしているのだろう。
店舗自体も広々しているが、同時に店舗裏に更に広い駐車場もあり、バイクや車の駐車も気兼ねなく行えるのは高ポイント。
熱い日中などは、ドライバーたちの良い休憩場所にもなっていて、店舗の裏口からの店内アクセスも可能で至極便利。

突然の豪雨に見舞われた時の緊急避難港としても地元民を中心に重宝されているようだ。

貴方がセントラル・パタヤクランエリアに滞在するなら、きっと現実的でご機嫌なコーヒースポットの一つにはなるだろう。