パタヤでカオマンガイと言えば、ローカルに訊いてもネット情報を漁っても遅かれ早かれこの店に行きつく筈。
名店か否かは諸説あるが有名店であることは確かだ。
私も長年にわたり断続的に利用しては居るが。。。
この場で採り挙げるのは今更感が拭えず、躊躇っていた。
しかし、最近ではカオマンガイはともかく、店頭で供されるスープの秀逸さが目立っている様なのでここで挙げることにする。

所在は、セントラルロード沿い南側でフードランド対面になり、ハーバーモールのはす向かいになる。
紹介する手前立つ瀬は無いが、この物件でも店名は知らない。

店先のアルミ製の蒸し器の中にスープ、ショーケース内にダックやハイナンチキンがぶら下がっているのですぐに判る筈だ。

壁のメニューは見ての通りのタイ語だが、怖がることは無い。最近ではこのようなローカル店でもSNSの功罪か? 外国人の来客数が飛躍的に増えて英語メニュー完備の店舗が増えてきている。

昼飯時は結構な混雑もあるが、あぶれて外で待つようなことは経験なし。
営業時間は朝7時頃らしく、閉店は午後の何時か。
午後の遅い時間に何回か覗いてみると、売り切れていたことがあった。。
ハッキリしなくて恐縮だがそれも彼らのスタイルで、この地では普通の朝から昼過ぎがメインの営業スタイル。最近では邦人客も多いのか? 店の人もとても優しく、毎回笑顔で迎えてくれて嬉しい。
軽く挨拶してその場でメニューを貰い、ついでにスープを吟味しても良し。あるいは、奥に進みテーブル席についても良し。
奥の冷蔵庫に地物のペットボトル入りドリンクがある。

先に出されるスープに舌鼓を打ちながら周囲でも見回していれば、じきに飯物が運ばれてくる

店員もローカル色が強くて英語もちょっと無理っぽいが、はにかみながらもちゃんと応対してくれる。
店内には毎回訪れるたびに微妙に変化があるが、他にカオカームー、注文調理の飯類、甘味系などの別店舗も並んでいる。
やはり集客力のある優良店には、コバンザメスタイルの併設店が付くという定説は正しいようだ。

純粋なローカル向け店舗に何故か外国人が来だした、というのが実情だろう。多少、戸惑いを見せながらも、健気にガイジンに対応してくれる彼らの立ち振る舞いに、タイ人の懐の深さを感じることもある

値段は、スープと飯で120バーツほどで済む。
正確に記憶するほどでもないローカル標準価格。

私はここで朝昼飯をとり、対面のFoodlandでデイリーな買い物を済ませ、店内の秀逸便利なレストランチェーン Took Lae Deeレストランのカウンター席に座って彼らの出す美味しいコーヒーを頂き、隣のハーバーモール上階のフードコートにあるアイスクリームをデザートにするってのが標準作戦要領だ。

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ひょっとしたらこの店の犬なのかもしれないが。。いつも店先にたむろっているヤル気のないタイ犬だが、店には十分ヤル気はあるので心配ない

そのあとは、時間が有ればこの店先にいつも寝ている地域犬のように昼寝にありつくって寸法だ。
BIG-Cエクストラからも徒歩圏内、ソンテウを使っても良く立地的にも便利な朝旨スープありのローカル飯屋。
一度くらい行ってみても損はしない筈だ。