タイ湾東部沿岸に位置するパタヤは寂れた漁村から発展した観光都市なのは周知の事実。
漁村と言えば新鮮な魚介類、海産物、海鮮料理。。
海鮮料理と言えば我々には刺身だが。。。
東南アジアで刺身か?
冗談は止めてくれ!

ナクルアランプーマーケット。Fish Marketと言えば通じる

運悪く当たりでもしたら折角のパタヤ修行が軽く何日もぶっ飛んでしまう。
私のような東南アジア難民にはまだ良いが短期決戦のパタヤ侍には致命的。
GoGoバーのステージ上で廻る嬢ではなく、病院のベットの上で回る扇風機の羽根を眺める羽目になるだろう。
しかも、そのぺイバーには結構なバーファインを払う事に。
それが嫌で強硬するのなら、残る選択肢はオムツ・プレイ位なものだろう。

私の最近のお気に入りはコレ。名前も知らない貝なのだが、焼いても蒸しても良し。肉厚があり本当に美味しい。しかも庶民的な貝らしく非常に安い。これで1㎏=50B=160円程ですっかり満足、是非現地で醤油やレモンを入手しよう!

よって海産物を食すときは注意が必要なのは今更言うまでもない。
特に生ものや活き物、、まして生牡蠣など。。
長年、生牡蠣をスルーしてきた私だが。。
去年からか?知人の試乗会の後に、それを解禁したのは以前の記事で触れている。

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それ以来、現金な私は病みつきに!
今では、単独でも醤油片手に食べに行く始末だ。
しかも、あんまり良くは無いと解ってはいるが、毎回行く度に食べる量が増えている。
前回は追加を繰り返して計7個のイッキ喰いで、ローカルに奇異の視線を向けられたな。

生牡蠣40-60バーツ/個。頼めばその場で綺麗に素早く割ってくれ 笑(水道の水でさっと流してくれる。但し、タイの水道水は引用不可なので自己責任。

それから現在まで私の牡蠣相棒を含めて問題が生じた事は一度もない。
裏を返せば、どうやらこの方法は妥当な方法だと想わざるを得ないとの結論に至ったのが今回記事を再掲する理由だ。

このプリプリの身。。旨くない訳は無いだろう!この時の店の若い兄さんは、大きい牡蠣に目が行きがちな私に、安価な中型のほうが旨いからと薦めるような好感度が20%増しの裏技を見せた。

考えてみれば、海産物が経時で品質が劣化すると考えるなら、生牡蠣を取り扱うみてくれの良い高級レストランや5つ星ホテルダインより、船着き場直結のこの場所のほうが、時間空間的に原産地に最も近いと考えられる。
ここの牡蠣以上に新鮮な物は他にあるまい。
此処がダメなら他は全部だめだろう。
店のオバちゃんに何処で捕ってくるのか訊いたところ、沖のラン島の方だと言ってはいた。

商魂のあるタイの人々、需要がある限りどこでも、なんでも売ることに躊躇はしない。活魚の隣にタイムリーなマナオ=タイ柑橘類の総称っぽい=ひとつ5バーツ=約16円

結構な広さのナクルア魚市場だが、生牡蠣を取り扱う店は3、4軒ほどしかなく、常設というよりかむしろ不定期の取り扱い。
夕方などの遅い時間になると既に片付けられていることもあるが、運が良ければ言って出してもらえることも。。
価格帯はサイズによって一つ40-60バーツの設定。
先ず、市場の中に入りその日に牡蠣が売られている店を一通り吟味して店を選定するのがお薦め。
程度の良い店を決めてから実際の牡蠣を選ぼう!
その際、何せ相手は生物なのでたまに酷い外れが混じることもある。
閉じた殻の隙間から中を吟味、それでも死んでいたり痛んでいたりしたら遠慮なく交換を頼もう! 快く応じてくれる。。

首尾よくゲットしたら市場隣接の広場、イートインスペースに移動して後は舌鼓を存分に

他の海産物をゲットし、焼きや蒸し料金(通常、2-30バーツ程)を払って全部やって貰うのも断然あり。
週末などはパタヤ市民で混雑するので焼き待ちが発生することも。

(前々回、私は1時間の余を待つ羽目になったが、市場敷地の奥のほうに空いている焼き場を見つけたのは後になってから 泣。)

ハマグリっぽい貝やカラス貝も本当に旨く、、、近くのコンビニで冷えたビールを!

もちろんエビの本場のタイだ!これを付けてもよいが食べたいものばかりになるので是非、空腹にして訪れることを薦める。

最後に魚市場の情報を補足すると。。。
営業日は年中無休らしいが、この辺はあくまでもタイなので。。
営業時間は午前5時ごろかららしく、週末の夜などは午後7時頃まで。
行き方はパタヤノース・ドルフィンロータリ過ぎのナクルアロード起点からソンテウ乗車、所要時間約20分で料金10バーツ。
あとは個人で臨機応変に、近頃ではナクルア市場は外国人にすっかり知れ渡っているので、どの手段でも苦労は無いだろう。

尚、タイの市場はどこもリアルディール、ただの観光アトラクションではない。
市場内は当然水浸しで鮮魚や精肉、また食用動物のセクションなどでは地面はそれなりだ。
強く安全衛生面を考えた履物の着用を薦める。