東部タイ湾に位置するパタヤは必然的に沿岸部に西を向いて広がっている。全くの持論なのだが有名観光地、発展観光地は西向きが多く何か理由があるはずだと想っている。カルフォルニア、バリ島、アンダマン海地方、マレー半島西岸、西欧西岸地域、西部豪州しかり、今にアフリカ西海岸にも火が付くと考えている。西向きと言えば思い浮かぶのは、時として息を呑む夕日の光景だ。筆者のもう一つの祖国の地、インドネシアバリ島でも毎夕方になるとクタビーチ、スミニャククロボガンエリア、ブキット半島南端の言わずと知れた世界屈指のリーフブレイクのウルワツ地区しかり、そしてタイではプーケット、パタヤビーチと夕陽の沈む時間は海岸に多くの人が集まる。水平線に沈んでいく太陽が投げかける光線が醸し出す周囲の色の変化と言ったら。。同時にサーファーでもある私は朝日のマジックも知っている、夕陽とは別の効果がありそれはそれで大変美しいが当然一般には意外と知られてはいない。画像はパトンビーチの夕暮れ

そう、夕方は個人的に東南アジアの一日のうちで最も好きな時間帯でもある。暑い退廃的な午後が終わり、沈む太陽に物悲しさを感じ、、涼しさが辺り包み始め、夜に移っていくときに感じる微かな期待と興奮、しだいに街自体も賑わいを増していく。先ず飯だ、で今夜は何しようか? うーん、幸せを感じる瞬間だ。

これも今更感が拭えないが最近、知人のアテンドを兼ねてヒルトンパタヤのホライズンに行ったので少し書いてみる。過去30年近く世界の諸都市を歩きまわったが常に可能な限り試していることがある。その街の高いところに行くのだ。KLペトロナス、シカゴシアーズ、台北101、ベルリンタワーメルボルン、NYC,BKKバイヨークスカイにシーロムステイトタワーといろいろ行ったな。東京スカイツリーはまだだが。笑 各地に数ある同じ高所からの眺望だが一つとして同じものはなく何時間でも見ていたくなる。パタヤでは?なんといっても、そうパタヤヒルトンだ。北部のサイアムサイアムデザインホテルにもあるがこれは追ってリポートするつもりだ。

また建設中Terminal21にも必ず同種の施設が造られるはず。最近既に組み上がったテラス、航空機を見たな。

でヒルトンパタヤ ホライズン、現場はこう。涼しく気持ちよい、中華系観光客で混んでいる。

ホライズンバーアンドレストランとなっていて相変らず人気スポットだ。少し前まではバンコクシーロムエリア、映画ハングオーバー2で有名になったシロッコ、Distilに比べて安価な価格設定だったが今回、パッと見たところドリンクが500THB前後と同等の強気の設定に。高級志向はパタヤにも届いているらしいな。画像はBKKシーロムステイトタワー屋上でもワンシーン。今は硬派俳優で当たっているブラッドリークーパーもこのシリーズではバリバリ優男を好演していて笑えた。

話をとばしてばかりで申し訳ない本題に戻ろう。そう、日々沈没生活を実践する知人ブッカオ修行僧、本当は富裕層なのだがその彼が最近気に入った嬢を取り逃がすことに。男女間、個々の事情があるのが常だが一般に即物的傾向の強いパタヤ嬢、いくらタイでもブッカオの汁ソバばかり啜らされちゃそりゃ、居なくはなるわなっていうのが小生の見解。で屋台ブッカオ火金市場ばかりで馬鹿にされるのならギャフン言わせてやろうということになった。パタヤヒルトンの屋上バーで汁ソバじゃなくマティーニでも啜らせてぐうの音も出ないようにしてやろうと。(宿泊は相変わらずブッカオだが。笑)その為には先ず一度行って勝手を知っておかなければということになり出向いたのだが初めから少し懸念事項が発生。都心BKKでは先ずアウトだがパタヤでは明文化されているが適用は寛容化されているドレスコード、リゾートだしな。知人ブッカオ町民はこの通りの短パンTシャツクロックス3点カオサン定番スタイル。少し、不安があったがだてにアジア経験を積んできた吾輩ではなく折衝はお得意技の一つだ。ナンとかできる気が、で何とかなったが。嬢などと行くならやはり準備はしたほうが良いかと。幸運にも夕陽の時間だが席は空いていた、がテーブルは既に予約でいっぱい。多人数、ディナーデート、他のソーシャルファンクションの場合は予約入れるほうが断然良いでしょう。概して天気の良いパタヤ、夕陽の時間は雨でも降らない限り毎日混んででいますきっと。

適用時間は失念したがBuy one get one freeのHappy hourがあってお得だったが男2人で同じ飲み物か。でもちょうどお約束の市民総参加のセルフィーの時間でマイペンライ、誰も見ていない。

で日が暮れてパタヤの街並みに灯りが燈り始めるとやはり綺麗だ。ずっと見ていたくなるがこの瞬間は儚く短い。

立地は省くが屋上に上がるのはヒルトンパタヤのロビーレセプション地上階からエレベータで中途階(何階かは失念)まで上がりそこでエレベーターを再度乗り換え最上階へ。途中いくつか同種のレストラン、ラウンジ系らしき施設があるが迷わず最上階へ。とっておきの嬢とのひと時をスマートに演出したいのならパタヤじゃこんなもんでも良いのでは。健闘を祈っています。

補足だが今のところセンタンパタヤは何といってもパタヤの中心で各階、地上階コンコースでは常時、数々のイベントが行われているので通過時に足を止めて覗いてみても面白いぞ。MR Pattayaって、うーん、きっと、この街には性別が3種あるからな。。笑。