消費社会がすっかり定着しているバリ島。。
陸も海もその痕跡が見当たらない場所は皆無。。
特にそれが環境の及ぼしている影響たるや。。。
手頃さ、利便性を求めた結果がこれ。。。
しかし我々先進国の人間が彼らに向かって、とやかく言う資格は全く無い。。その大量消費社会を支える一端が、生活用品を取り扱うスーパーマーケットだが、これまたバリ島には小規模店から大型店舗まで多種多彩で無数に有る。しかしその実数に比べ、商品の種類や構成などには、各店舗とも大きな差異や個性などは乏しいのが現状だ。。
(個人的には、消費財を生産する産業自体の規模の方が、先進国の様に充分に育っていないのではないかと踏んでいる。。)
早い話が何処も一緒! それも酷く、、ドコも一緒。。
値段も似たり寄ったりで。。つまらない!
全くの没個性。。
個性があるとすれば、それは品薄や欠品欠陥、稚拙なサービスでの個性だ。
(ドコソコにはアレが有ったが、、ここには置いていないとか、以前はアノ商品は沢山有ったが、、現在は全くない等)
まあ、言ってみればネガティブな個性だ! 笑
なら、何処で買い物をすればいいのか?
それに対する答えは。。
基本、バリ島では何処で買っても同じだ。
優れた珍しい商品は大概、輸入品。
そしてそれらには酷く高税率な輸入税がかけられているようで。。
例外なく高価だ。(一昔前の我が国を彷彿させる)
それでも必要不可欠なら買うほかないが。。
例えば、豪州産のシリアルなどが一箱1500円位したり。。。
各国とも税制上の理由があるのだろうが、、個人レベルでは現実的ではない。
(バターが1000円もする。。果たしてバターにその価値はあるのかは、私には甚だ疑問だ)
それならやはり平民には国内産品の利用が現実的だ。。
それなら何処で買うべきか?
手軽で近くて早くて高くなくて。。
広範な商品構成で日々の生活需要に合致している所。。それがまた、、、そのようなバランスの取れたところが少ないのがバリだ。
大分、前置きが逸れて長くなったが。。
最近、見つけた限りなく地元密着型な中規模スーパーを紹介する。Ithon martとあり、、意味は不明、単なる固有名称の類か。。
所在はこれまたヌサドゥアエリアだが、カンピアールエリアに繫がる幹線Jl.Kuruksetra沿いにある。
このエリアにある仏教寺院、キリスト教教会、イスラム教モスクが隣り合って存在する非常にユニークな宗教関連施設の近くだ。
普通のスーパーなのだが食料品の他、日用品やハードウエア、簡単な衣料品なども売られている。
如何だろうか? 客層は地元民や在住滞在外国人が主だが。。
一体、ドコから訊きつけたのか?
タクシーで乗り付ける短期滞在者らしき人達の姿も、時折見受けられる。
以前、同種のニーズで紹介した地元汎用スーパーマーケットチェーンのハーディーズも未だ営業はしていて在るにはあるが同社は現在、経営問題を抱えていて、展開していた店舗数をかなり削減し、取り扱う商品数もかなり限定して営業中だ。
現在のハーディーズは、大型売り場面積を持つ割には中途半端な商品構成の為、実用性も魅力も半減しているのが現状だ。
折角、買い出しに行っても無いものが有ったりして結局のところ、二度三度手間に陥ることも多い。
過去記事のハーディーズはこちらへ
高級リゾートホテルが集中しているヌサドゥアエリア、そこに滞在していても時に入用になる物は発生する。
そしてそれらは通常、そのホテルリゾート内には見つからない。。
それらは地元スーパーの中にあるのだ。。
高級ホテルリゾートエリアのBTDCからタクシーを使っても、所要時間は10分もあれば充分。
料金も適正ならとるに足らないレベルで収まる筈。
旅先で威力を発揮するのは現地のスーパーマーケット、これはどの国、どの文化圏でも鉄則だ。
バリ島でも、それらの所在を幾つか覚えておいて損はあるまい。
必要性が有った時に随時、各自で利用すればよいのでは。