昨日の痛恨の大外しへの復讐を誓って床に着いたはいいが、午前2時半に目が覚める。
大きい波だったり、疲れていたりすると逆に早く目が覚めてしまう。
パタヤでもバリでも場所を問わず、加齢が進むとよくある話だ。
ここで寝てしまうと朝一セッションを逃してしまうので、そのまま起床して念入りに体の準備、朝食、ブログ作業に執りかかる。予報サイトをチェック、野外に出て風向きをチェック。
シメシメ、波の音も聞こえる。
風向きは東海岸がオフショア。。季節の移行期に入ったようだ。
さて、困った。何処へ向かうか?
大型のウルか? 昨日、長い板を一本現地に置いてある。
それとも、2段階小さいインポッシブルで波数を稼ぐか?
それとも、我々の前庭のヌサドゥアリーフで一番大きく酷い波をやるか?迷った末に、朝5時半の時点でまだオフショアウィンドの我がホームグランドのヌサドゥアリーフに決める。
今乾期シーズンで初めてのトライで、前雨期シーズン終了以来、実に半年ぶりになる。
夜明けまで待って現場に出向くと、6-8ft程。。
そんな大きくない。。水面は綺麗なのだが、纏まりのないレギュラーの大きな波が炸裂。
半年ぶりのバックハンド、早起きがたたってその時になって眠くなる。
気が乗らないので、腰抜けブレイクのチャンネル前の通称パパレフトでやる事にした。
5-6ftで楽なのだが、干潮位2時間前で既にドライリーフ剥き出し。
走る場所も無論、逃げる場所も無い。
飛び込むところは、胸の深さ位の水量で危険なことこの上ない。
ヘルメットが欲しい所だな、下手したら重傷、もしくは落命だ。
数年前にもあったな、、側頭部にデカい穴が開いていた!
現場は1km沖だ、、それを挙げる苦労といったら!

願わくば、自分が人の手を煩わす事の無いように願いつつ、ブーツとウエットスーツ上にインパクトベストを着用して沖へ出る。

小さく見えるが。。現場は撮影場所から500m程沖だ。。

沖へ出ると、、ウネリの向きがこのブレイクに合致していなく良くない。
良さそうなものを選んでテイクオフをするが、50m程走ってプルアウト。
水が足りない、、更に悪いことに干潮まで1時間以上あり。。低い潮位が更に下がる。
結局、潮の上げ初めまで粘って獲得数9本で終了。。
今頃、ウルワツは昨日同様、さぞかし良いんだろうなと想像。。
自然相手の活動だ、その時に最良だと想われる選択をするまでだ。
そしてそれはいつも当たる訳では無い!

判っている、それもこのゲームの一部分だ。。
上がってみると西岸チームから連絡が入る、ウルワツは大きいだけで荒れていて良くないと言う。
それを聞いて、小生はかなり気が楽になった。。
まだ私は心が狭いらしく、まだまだ修行が足りていない証拠だ。。
波乗り修行を全力でこなしつつ、再びパタヤにも戻らなくてはいけないな。。。
それまではインド洋が私の修行場所で、言ってみればいわゆる道場だ。
引き続き明日に期待しよう。