パタヤのサードロードに一風変わったパブがあるので報告する。
諸事情により、この物件に限り、あくまでも私個人の主観を多く取り入れ記述するので、親愛なる読者様方個人で幾分、普段より想像力を働かせて読んで貰えれば幸いだ。

そうすれば、理解もさほど難しくは無いと信じている。
同時に個人的な撮影もしていないので、画像素材は全てウエブ上からの拝借になると最初に断っておきます。

先ず、所在を明らかにするが。。
諸事情により隣物件のバッファローバーを示しておく。
バッファローバーも訪れる価値がある楽しい物件だ。
追々、リポートしていくつもりだ。

サウス・パタヤロードから約600m程、セントラル・ロード方面に行ったサードロード沿い山側に位置している。
黒塗りのドームとサイロの様な構造物が特徴的な建物が目に入る。
夜間は紅いネオンでThe Castleと浮かび上がっているので容易に視認できる。最初に私が入場した時には何ら問題は無かったのだが。。
この物件を初めて訪れる時は、少々他とは違う感じになっている。
多分、会員制パブでもあるからなのであろうが、誰でもウェルカムではないらしい。
最初に断っておくが、、入場料がノンメンバー950バーツ、メンバーレート475バーツとお高めに設定されている。
中でのドリンク価格も同様だ。。
営業時間は午後7時以降に開いているようで、終了は26:00前後。。

それでは、ざっと初回の入城の感じをさらってみよう。。

ヨーロッパも古城、もしくは地下牢の入り口を模したような重厚な扉の前に立ちノッカーを大きく鳴らす。

(控え目ではいけない、、自信を持って盛大にやってみてくれ!監視カメラ、インターフォンの類もあったかもしれない)

そしてしばらく待つ。。。
無反応の時が続き、心配になるくらい待たされるが、それも意図されてのことで心配には及ばない。
酷く長く感じる時を経て、扉の上部にある小窓が無造作に開いて、ようやく不愛想で高圧的な返答が!

なんだ?って訊いてくる。。
そして、ここに来るのは初めてか?と続けざまに質問が投げつけられる。
ここで、ちゃんと正直に質問と来訪の目的を応える必要がある。
彼らはプロだ、薄っぺらいウソは後で直ぐに露呈する。。
飲酒していても問題は無いが、酔っぱらっていると判断されれば入城は拒否される。(平静を保つように!)
尚、ドレスコードは黒、または黒っぽい服装。
靴くらい身に着けていくほうが無難だろう。
短パン草履のような舐めた格好では恐らく無理だろう。

なんだか、ヨーロッパにある路地裏の秘密クラブに潜入するような気分で、私も最初は何とも言えない緊張と高揚感を味わう事になった。

最初の関門をクリアで入城を許され中へ入ると、、古城の内部が模された良く出来たバーの内観が目に入る。
初めの誰何と違い、うって代わってウェルカミングで慇懃な対応に、先程迄の応対は通常手順のだったと気付かされることだろう。

そして簡単な説明がされて、最初のドリンクを口にしながら多少、落ち着きを取り戻すことになる。。。。と、ここまでは誰でも経験する。。
中で、自由にお酒を飲んでも良し、ホステス達と談笑しても良し。
それなりの言語能力が必要なのは言うまでもない。
ただ、禁止はされてはいないが、他の来訪客との交流はこの場所の性質上、余り推奨されてはいなようだが。。(常連になれば自然発生するのだろうが、それまでは控えめにしていたほうが無難だろう)そして、、広めの室内は暗幕で幾つものセクションに仕切られている。
運が良ければ、その向こうで先客がある秘め事に耽っているのが、垣間見えたり微かに聞こえてきたりするかもしれない。
何が行われているかは、少し想像力を働かせて頂ければ容易に想像が付く筈だ。

(あまり働かせすぎて貰っても実情と解離してしまう。あくまでも一般市民生活の範囲内で、非合法なものは一切なしだ)

仮に先客が居なくとも、熟練したスタッフ達が特徴的な方法でデモンストレーションを行ったりして、貴方の気分を盛り上げること請け合いだ。

私がまだ駆け出しのパタヤ修行僧だった頃、初めて入城を許された時に感じた、あの秘密めいた背徳感と抗い難く気が遠くなる様な高揚感は、いまだに忘れられない。

この道に慣れた読者ならこの先は説明は必要ないだろうが、もし貴方がそうではないのなら、出来れば入城を試みる前に、己を良く知っておくことを強く薦めます

少なくとも、どちらかのサイドなのか、何が望みなのかある程度、自身の頭の中を整理しておいた方が後々、スムーズに事が運び結果、満足できる時を過ごすことになるだろう。

(それなりの対価を払っての入城だ、非日常感をたっぷりと味わって来てほしい)

誰もが普段、心の奥底に深くしまってある、ある種の嗜好。
無いなんて野暮なことは言い張っても無駄だ。
それは言うまでも無く多種多様、千差万別、。。
それは通常、表層に現れることない。
人によっては自身でも気が付くことも無く、そのまま人生を終えることもあろう。
しかし、世の中にはそれらを意図的に発露させ、社会に合致する範囲内で積極的に楽しむ人たちが居るのだ。

キャッスルパタヤのHPから画像引用しています

キャッスル・パタヤパブに行ってみた その2へ続きます。