最近どこもあまり繁盛している様には見えないビアバー、GoGo群。種類、種別も多岐にわたり分類できる程詳しくないが一体パタヤ全体でどの位あるのだろうか?そしてどのくらい稼ぎだすのだろう?時折、当局の税収から推定されるパタヤ行政区の年間歳入額を目にするがそれは結構な額である。が、それはあくまでも当局が把握できる分だけだ。そしてまだあるのが別の部分、裏の歳入だ。個人では見当もつかないがこっちが本物でないかって話もある。笑

想像してみると、少なくともパタヤを訪れる観光客の半分が男性だとしてもその額は小さくはない筈。比較的安く済むと言われるパタヤ滞在の諸経費、ホテル代、宿泊費、食費、雑費等、個人差があるだろうがそれでもまあまあかかるはずだ。諸君、どうだ?どのくらいかかっている?裏計上の経費はそれらと同じくらいはどう見てもかかっているんじゃないか?私は30年前は知らない、昔のドル高を謳歌した年配米国人の武勇伝など聞くと羨ましい限りであるが今となっては過ぎ去った夢だ。そう、決して小さくはない額だが実態は神のみぞ知るだ。

安くしようと思えばまだいくらでも安く出来る、屋台飯を食べ、コンビニビール飲んで、後はボーっとか?で、それで? 10代のバックパッカー、最近じゃベグパッカーか?じゃあるまいし、周りじゃファランが鼻の下と財布と道徳観念と帰国を延ばしにのばして人生のインディアンサマーを謳歌しているのに俺は精進生活か?それではパタヤにいる意味はないだろう。そう、パタヤの蜜を楽しもうとすればそれには金がかかり、そしてその金はほとんど税務署を通ることはなくタイの行政当局も関与できずにどこかへ消えていくのだ、そう、この瞬間も。まあ、人口動態と国内の資金流通、送金額、インフラ使用率からおおよその規模は把握しているみたいだが。これを個人に当てはめるとやはり前述の通り、最低でも表の経費と同程度、あるいはそれ以上の裏経費がかかっているはずだ。どおりで実弾が減るのが早いわけで資金と男性ホルモンはみるみる減っていく一方だ。消費量を抑えなければいずれ両方ともに弾薬切れを起こしてしまう。

話をもとに戻そう、ビヤバーGOGO群、どこも客の入りは少なく見え他人事ながら心配になる。ならばと想い近況を見てみることに。 行ってみたのはソイ6、あからさまさ、手軽さ、選択肢、且つ効率の良さでは今も昔もパタヤで一番だ。どうせなら一番のコアに行ってみよう、ソイなかほどで近年移動していたPookBar。もはやタイ王国のナショナルスポーツの域に達したTS業界のパタヤでの草分け老舗である。ざっと見てみたところ以前と比べソイ全体がやはり空いていて次に目に付くのはアジア系客の多さである。以前はファランの牙城だったのだが時は変わるらしい。長年修行に垣根を一切設けない小生はここにも馴染みはいるのでとりあえず座ってみる。入れ替わりの激しいこの浮世業界、知っている顔は既にいない。それならばと以前統括していたママ嬢?の所在を訊いてみる。出払っているので明日の昼間に戻ってくると。うん元気か、なによりだ。明日出直して挨拶でもしてみよう。開口一番、彼女?の所在を訊いたので嬢達も心なしかさっとひいてそっとしておいてくれる。よしよしいいぞ!居易く心地よい。この手の有名店レディーボーイバー、外見内面ともに日頃から女に磨きをかける彼ら達は精鋭揃いで外見はゴージャスだ。だがいくら外科的処置、内分泌系操作を用いても生物学的にはまだ逆な為か、どうもまだおしなべて押しが強くてアクも強い。楽しめるようになるには慣れが必要だ。挨拶、冷やかし程度に軽いチョッカイを出してくるので、いなしているうちに少し驚いた。日本語をまじえる嬢が多い。ていうかみんな何らかの日本語を出してくるじゃないか!ここでは文字にし難い類のボキャブラリーだが。笑 どうした? 我が同胞達よ!ここにも足跡がしっかりとした足跡があるじゃないか。近年、パタヤでも一匹狼らしき同胞の姿が多く散見されるようになってきてはいた。北東アジアにまだ残る恥じらい文化の呪縛を破り開眼は進んでいるようだな。それはそれで嬉しく想うぞ! そうだな今じゃ、TS産業のメインターゲットは文句なくアジア人観光客だもんな。その言葉どこで覚えたんだって訊くとお客さん、ボーイフレンドだとのお約束のご返事が。まれに大学で諸外国語を専攻したっていう才女?もいるにはいるがこれも希少種だ。簡単な会話中にそれとなく魚探を作動させ店内を走査していると遠目に小ぶりだが活きの良さそうで生で食すにはちょうど良さそうな魚を発見し呼び寄せてみる。一般的にまだ恥じらいが抜けきらないせいか受け身的態度が多いアジア系客の一人に呼び寄せられて少し驚いた表情の嬢、反応を見ると営業スマイルを差し引いても悪くなくぱっと見綺麗に見える。いいな、悪くない、と想う。近年の取り締まりのせいでバイク利用時は飲んではいない、魚探の精度に問題はない筈だがあるとすればハードディスクの本体の方だ。泣 もとから少ない客数に加えて長居する客もいない、暇気味の彼女たちの実入りも芳しい状態ではない筈だ。挨拶から入ると性格も態度も良さそうなのでドリンクを進呈して今夜の情報収集の対象に決める。訊いてみるとLBbarはどこも以前と比べ暇らしい、過剰供給とSNSの爆発的な普及の為らしい。そうだよな、小生も日常的に利用するSNS、手軽便利でペイバー、割高ドリンク代なしで安く遊べるので今更、魚の仕入れだけを見れば誰も余分に払う気にはならない。最初のメクラ打ちといくつかのデメリットを差し引いてもだ。どうやら夜のエンタメ業界も斜陽化の方向だな。 話を進め、出産経験のないスレンダーな体のラインを見せつけられるうちに(当たり前だ、まだ本物エイリアンではない。)煩悩によって小生のRAMメモリも低下し始め、CPUも発熱してきて正常な判断が出来なくなりそうに。いかん、今晩は単なる調査だ。。まだ修業が足りていないらしい、我にかえるとライン交換の手前まで来ていた。危ないあぶない、寸でのところで禁断の果実に手を延ばしかけて、、今夜は辛くもナンとか想いとどまり我に返った。相変らず手ごわいLB蜜蜂達よ、やるな、さすがだ、痛いところを突いてきて、ツボは決してはずさない、それでもって体のくびれラインは完璧で見つめ続けると魔力に罹ってしまいそうになる。視線を回せばファラン達もローシーズンの執拗な蜜蜂達の攻撃に苦戦のよう。毒蜜を武器に変幻自在の魔界LB蜂にかかっては恥じらいナイーブ北東アジアン男なんか簡単に手玉に取られて絡めとられてしまうことだろう。忘れるな修行僧たちよ!彼らは毒針を持っていてチャンスがあれば必ず刺してくるぞ。充分に注意するのだ、決して毒液を注入されてはいけない。こころして日々精進を進めてほしい。罠は無数にあるがその向こうには甘い蜜が待っている。毒蜜かもしれないが甘いことには変わりない。 健闘をを祈る。