ソイ・ニュープラザ。
セカンドロードをバイクで北上していると、右折ポイントを探すうちにいつの間にかセンタンを過ぎてしまい、辛うじて見つかる最初の右折路、ソイブッカオへの接続路だ。
このソイ・ニュープラザはどちらか言うと、概して年齢高めの根魚系が多く活動しているエリアだ。
とう昔に盛りの過ぎた熟女系が多く棲息する寂れたバーに、気取らず奢らず格好つけずに和気あいあい仲間と酒を飲んだり、または一人でしんみりと、、話の判りそうな熟女達に慰められながら、傍らで忍耐強く話を訊いてもらい呑むような。。。
そんな需要に特化したエリアなのだが、それが結構、訳アリっぽい中高年ファラン達に受けているようで、夜は結構な人の入りだ。そんなソイ・ニュープラザだが、夜のポピュラリティーもあってか?バービア群に混じる様に幾つかの飲食店がある。
私のもう一つの活動域のインドネシアでは、ワルンと呼ばれる簡易食堂的な飯屋たちだ。そんなワルン的な飯屋群の中に、鮮やかな写真メニューが掲示されていて、時折、しょぼくれたファランや、その取り巻きらしき身なりがわりと整った嬢達が、食べているのをよく見かけることがある。
ここは日常的な抜け道なので、今まではサッと通り過ぎるだけだったのだが、先日、何か惹かれる感じがしたので戻って食べてみた次第だ。メニュー構成や価格レンジはローカルも利用できるレベルで、敢えてここで触れる必要はない。(2皿で100バーツ前後だ。。文句があるなら自身の予算を再考しよう!)強い日差しを避けて日陰の店先にあるテーブルに着き、しばし画像メニューを吟味して指差しでオーダーする。
道行く人を眺めながら、、待つ事5分程。。先ず、汁物が好きな私はスターターとしてトムヤンクン・ナムサイを
(ナムサイは、ミルクや練乳を入れないバージョン、反対にナムコンはそれらが入っている濃い奴を指す、、多分)頼み、付け合わせの飯はこれも好物のもち米(カオニャオ)をつける。
そして主菜にポークチリ・ジンジャー的なパット・ペットだと想う。
(激辛なので、オーダー時に調整をするのが無難)
これだけでは、野菜が足りないか。。と思い王道のパックブン・ファイデーン、(空心菜炒め)を添えてみた。他の客は女性が独りだけの間の抜けた時間だった為、3品の調理に要した時間は僅か10分に満たなかった。
店舗オペは恐らく夫婦の2人オペレーションだ。
(バリ島の場合、この条件では何故か?少なくとも3倍以上の時間が必要になるだろう。。)
いささか一人では、この量は多すぎる気もしないでもないが。。
単独パタヤ修行の大きな欠点の一つに食事がある。
幸運にも指折りの美食国家に滞在している訳で、出来るだけ多くの物を試してみたいと考えるのは人情と言うものだろう。
しかし、個人サーブ完結スタイルの西洋ディッシュと違い、小型多種類多品目型サーブのアジアン・ディッシュスタイル、、(農村共同体型食文化とでもいえるか? では一人で食べられる量には限りがあり、3品でも頼もうものなら。。
(このようになり、とうに盛りの過ぎた中年男には毎回、楽しい筈の食事が苦行になってしまう)
この時は何とか食べきれたが、毎回これは続けられない。
そんな風に上手く行ったソイ・ニュープラザでの昼飯だが、まだまだ試すべき店は幾つもあるので、追ってやっていきたいと想っている。
最後にソイニュープラザと私が今日食べた飯屋の所在をどうぞ!